- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:記者の目

-
人生が100年時代となって、その時人は何をしているのだろう。【記者の目】
省人化、人手不足、働き方改革。同じ記事を書いているのではと、今号でも何度か不安になった。外食、食品製造、モノづくり、介護と、どの業界も同じ課題を抱え、四苦八苦している。対応策はAI、ロボット、機械への代替。必… -
情報との付き合い方にたけている人々【記者の目】
中国本土に住む人から日本での買い物を引き受けるソーシャルバイヤーは、在日中国人がその中心だ。日本には90万人の在日中国人がおり、その半数が買い物を代行した経験があることが、SNSアプリの利用者数から分かると聞… -
お天道様ならぬビッグデータが見ている【記者の目】
化粧品や健康食品を中国に輸出するアイケイの熊澤敬二さんは、この2、3年の中国社会の変化は劇的だと話した。タクシーに乗ると遠回りしていないか警戒を解くことはなかったが、今は配車サービスを使い安心して移動時間を過… -
上海の電気スクーターの多さに驚く【記者の目】
初めての上海では、電気スクーターの多さに驚いた。電気自動車と同じくわずかなモーター音しかせず、法的には自転車に区分されるようで、歩行者と自転車と同じ道を走っていた。スピードが早く、すれ違うときは最後までヒヤヒ… -
負の経験も財産とする老舗の強み【記者の目】
涙の主は、還暦を迎える内装会社の営業部長だった。新規の営業先について、歴史のある製造業や小売流通業を狙うというので、勢いのあるITや不動産にも行けばよいと話した時だった。「一時のために社員を雇うと、首を切らな… -
人材紹介業はオリンピックでうるおう業界だと思っていた【記者の目】
イベントスタッフの人材紹介業は、オリンピックでうるおう業界だと思っていた。関係者もそう期待していたが、今このタイミングになり、極めて赤に近い黄色信号が灯ったと認識している人が多い。大会運営スタッフの大半を昨年… -
日本は『次はここ』と決めた時、勝ってきた国【記者の目】
ライフサイエンス産業への期待を聞く機会が増えた。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を耳にした時は、また言ってる、としか思わなかった。誘致のロビー活動に当たった関西経済連合会の櫟真夏さんから「医薬産業… -
似合わないパーカーを30年着た結果【記者の目】
パーカーが似合わない。168センチの身長か、頭と体のバランスか、締まりのない腰回りのせいか、恐らく全てに原因があるが、なんとも滑稽な姿になる。ならば着なければ良いのだが、手に取って後悔するのを30年以上続けて… -
海外バイヤーを招致したい展示会にとっては良い状況【記者の目】
厳しい小売業にあって好業績が続いていたドラッグストア各社が、第3四半期決算で減益に転じた。要因の一つとされるのが、中国で1月から施行された輸入品のインターネット通販を規制する法律だ。日本で爆買いした商品を中国… -
にぎわいって何だ? 実態のない計画だと、さらに飽きるのが早そうです【記者の目】
にぎわいって、何だ。インバウンド集客、とか、シャッター商店街の再開発計画ができる度、その言葉が躍ります。築地の再開発計画の場合は、交流促進ゾーンでした。「ここでにぎわってもらって」と計画されたその場所で、何を…