ホリエ(新潟県燕市)高くても良さを伝えて注文獲得【海外展示会挑戦記】
- 2018/9/4
▲「高い」と言われるが、丁寧な説明で注文につなげる
ホリエ(新潟県燕市)
@ICFF、NY NOW
チタン製タンブラーを製造するホリエ(新潟県燕市)は10年前から海外展開を始めた。「International Contemporary Furniture Fair(ICFF)」、「NY NOW」とも、来場者するのは、ハイエンド商品を扱うセレクトショップや高級デパートのバイヤー、日本製の商品を扱うネットショップの運営者などだ。1個100ドルのタンブラーは米国では「高すぎる」と言われることが多いという。だが、チタンの良さや機能性を説明すると注文が入る。バーテンダーがNYの店で使うために購入したこともあった。これらの展示会に出展してから、英文の説明書を作成し、米国人に合わせてタンブラーのサイズを大きくした。
年商4億円のうち海外での売り上げは3%。海外の主な販売先は香港、台湾、韓国、アメリカだ。
1回の出展にかかる費用はブース代や装飾費、旅費を含めて100万~200万円ほどだという。