主催者と交渉 出展料値下げ コグニティ【海外展示会挑戦記】

 
  • 2018/8/25

コグニティ(東京都品川区)
@サウス・バイ・サウス・ウェスト(米)、ザ・ミーティングショー(英)

▲コグニティ(東京都品川区)
河野 理愛社長

大事なのは現地での交渉力

 会議での話の偏りや、話の論理性の強弱を検知するAI技術を提供するコグニティ(東京都品川区)はサービス利用者の9割を海外利用者が占めていたため、海外展示会に出ることを決めた。2年前の「サウス・バイ・サウス・ウェスト(SXSW)」(米)をきっかけに、「ザ・ミーティングショー」(英)、昨年には再度「SXSW」に出展した。

 「SXSW」では主催者と交渉し、出展料を下げることができた。スタートアップ企業であることや日本の新しい技術であることを訴えた。「大事なのは現地での交渉力」と河野理愛社長は話す。

 展示会では予想通り来場者の反応もよく、手応えを感じた。アメリカはお祭り感覚で来場する人が多いため、ブースにボードを設け、来場者に意見を書かせる参加型のブースにした。イギリスは、英語力に関係なく、アジア人だけのブースでは話を聞く人が少ないと感じた。「アルバイトでもいいので、欧米人が1人でもいれば、話を聞いてもらえそうだ」(河野社長)

 海外の利用者が多いため、そのまま海外展開を進めることも考えたが、人手不足に直面した。国内と海外で求められるものが違いすぎ、海外に割く人員を確保できなかった。だが、一時中断していた海外挑戦を今年の冬にも再開させる予定だ。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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