▲1回の展示会にかける費用は100万円ほどで、3人体制で臨む
大塚製茶(静岡県掛川市)
@Anuga(独)
「サンプルの茶葉を見る、においを嗅ぐ、お茶を飲む、という順番で試飲するバイヤーは、成約につながる確率が高い」と営業部国際事業課の杉原浩平課長は考える。ブースには茶商、レストラン、日本食品小売店のバイヤーが訪れる。日本茶の売り上げは、バイヤーの取扱い経験に左右される。彼らのスキルはお茶の扱い方で見抜くことができる。
海外出展を続けたかいあって各国の茶商、小売店、国内商社とつながった。輸出国も増えた。海外販売比率は5%で、主な販売先はイギリス、オランダ、アメリカ、フランス、スウェーデンだ。海外売り上げは前年から7%伸びている。