[ 記者の目 ]の検索結果

    記者の目(23)何歳になっても新しいことを始めることはできる

    松本清張が処女作「西郷札」を週刊朝日に載せたのは、42歳の時。終戦から6年、市民生活は貧困の只中、朝日新聞の広告部に勤めながら給料だけでは生活が厳しく、アルバイトをしながら書いた原稿だ。 時は過ぎて今月4日、東京ビッグ…

    記者の目(22)そのサービスが世界を変えるかもしれない

    たった5分で、日本語サイトを30言語に他言語化する技術を提供する、ミニマル・テクノロジーズという会社がある。 それぞれの言語でつくるということは、それぞれの言語で検索対象になるということだ。そこが日本語サイトを翻訳する…

    記者の目(21)人が集まるから価値がある

    地方創生という言葉は定義が曖昧なのであまり使いたくないが、この新聞が世界からそれぞれの地域に人を集める方法を書く以上、無関係ではいられない。 少しでもその曖昧さを回避するには、地方創生の進行をはかる物差しが必要だ。 不動…

    記者の目(20)

    「ウォシュレットが出たあたりで、これ以上便利にならなくてもいいと思いましたけど」 テレビから聞こえてきた漫才コンビ、ブラックマヨネーズ・吉田敬の言葉に、思わず膝を打った。 「そこまで困ってない」程度の困りごとをことごと…

    記者の目(19)

    成田佐賀間が片道7370円。春秋航空日本の運賃はLCCの中でも特に安い。だから飛ばない日があっても、目くじら立てる方がおかしいということか。機材トラブルで、立て続けて4日間、しかも前日になり航空会社が出航を取りやめたと知…

    記者の目(18)

    そこにあったはずの建物が消え、敷地を隠すように囲いが建つと、ニョキニョキと背の高いビルが建つ。編集部のある銀座周辺はホテルの竣工が止まらない。儲かる見込みがあるからから建つのだろうが、客が集まるのかと素人には不安になる。…

    記者の目(17)

    フェイクニュースにコロリと騙された。きっかけはイベントを主催した知人が、来場者に向けた乱暴な内容のツイートだった。 案の定ネットニュースに流れて炎上。数日後、関係者に会った。「あんなこと書かなきゃいいのに」と言うと…

    記者の目(16)

     「アマゾン、グーグルに勝つ方法を考えている」。 そう聞いたとき、不覚にも笑ってしまった。間もなく傘寿を迎える老舗ソフト会社の経営者が話した言葉だ。何の冗談でもない。その会社のAI開発チームは世界市場を獲る商品の開発を…

    記者の目 (15)

    数人の男女のグループが、同時に飛び上がり膝を曲げた瞬間の写真を度々目にする。あるいは、高いところで構えたレンズを眩しそうに皆で見上げる写真もそうだ。日常の中にある幸福や、仲間との共感を象徴する絵柄だと思う。 だが、あま…

    記者の目(14)

    カメラの前に立つポーズにも国民性が表れる。路上に座り、片膝に肘をつく白人男性。腰を180度ねじり、振り向きざまに口角を上げるアジア女性。韓国では、プロのカメラマンが個人旅行に帯同して写真を撮るサービスが流行すると聞く。 …

業界ニュース

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  3. 幕張開催、次回2022年まで  日本能率協会(東京都港区)は、アジア最大級の国際食品…

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