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記者の目(18)
- 2018/1/25
そこにあったはずの建物が消え、敷地を隠すように囲いが建つと、ニョキニョキと背の高いビルが建つ。編集部のある銀座周辺はホテルの竣工が止まらない。儲かる見込みがあるからから建つのだろうが、客が集まるのかと素人には不安になる。きっと儲からなくなったら作り直すのだ。今ではもとの建物を思い出せないが、思いきり古ければ覚えている。新しくなく古くもない、中途半端なものは交換される。うるさいくらい自己主張しなければ生き残れない現場から、今年もニュースを届けます。