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記者の目(17)
- 2018/1/10
フェイクニュースにコロリと騙された。きっかけはイベントを主催した知人が、来場者に向けた乱暴な内容のツイートだった。
案の定ネットニュースに流れて炎上。数日後、関係者に会った。「あんなこと書かなきゃいいのに」と言うと「あれ、コラージュです」との答え。実際は他人が画像をはめ込み本人がツイートしたように見せかけたものだった。
むしろその関係者はネットニュースを信じた私に驚く始末。「成りすましツイート」による炎上は、彼らの間でよくある話でしかなかった。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。