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カテゴリー:記者の目

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思惑ときどき想いのちカネの話【記者の目】
秋元司衆議院議員の逮捕をきっかけに、カジノを含む統合型リゾート施設に関わる政治家や民間事業者らの不明瞭な資金の流れが、日を追うごとに明らかになる。候補地を募り、運営会社を選定し、場所を決定する一連のスケジュー… -
10年後に吹く風を読む【記者の目】
キッチンの排水口で生ゴミを処理するディスポーザーが、中国でブームとなっている。上海で最も忙しいのはディスポーザー設置会社だという人もいる。専門メーカー、フロム工業の売り上げも拡大し、来年は中国市場に一層力を注… -
いつ何が起ころうと アレルギーの展示会に来場した母【記者の目】
「みんなのアレルギーEXPO」に来場した母親は、アレルギー対応の非常食を探しに訪れ、会場でみつけたおこわを、うれしそうに持ち帰った。小麦、乳製品、卵、ナッツのアレルギーを持つ我が子は、非常時に避難先で配られる… -
ファミコンゲームから遠隔医療用システム【記者の目】
ファミコン世代には「いっき」というゲームに、懐かしさを覚える人もいるだろう。槍を持ったキャラクターになり、二人で同時にプレイしながら敵を倒す内容だ。あのゲームを作ったサン電子が、遠隔医療用のシステムで展示会に… -
インバウンドがもたらした意外な経済活動【記者の目】
この10年で外来種のトコジラミが急増し、宿泊施設を悩ませている。外国人旅行者の増加によるものだ。そのおかげと言うべきか、飲食店を中心に商売をしてきた害虫駆除会社が、ホテル向け事業で業績を伸ばしているという。イ… -
会場だけではない五輪の影響【記者の目】
来年の五輪開催中のホテルが取れず、展示会の出展を辞退する企業が増えているという話を主催者から聞いた。先週、群馬県の担当者と話していたら、群馬県内でも主要なホテルは、ほぼ押さえられているということだった。一般に… -
314種類のぬいぐるみ【記者の目】
マグロ、タコ、フグのぬいぐるみが人気だという。大洋産業貿易がつくった、314種の動物のぬいぐるみは、図鑑ができるほどのラインナップで、水族館や動物園で土産用に販売されることが多い。動物ぬいぐるみの市場では、本… -
馬肉もいまや定番メニュー【記者の目】
ユッケの大半は馬肉を使っているという。 2011年に富山の焼き肉店で起きた集団食中毒をきっかけに、牛肉は生食用の販売や提供が禁止された。競走馬として実績を残せなかったサラブレッドも、食肉として我々の胃… -
【記者の目】
アフリカ開発会議に併設された展示会で、パン店のフランチャイズ本部に、各国の関係者が集まっていた。 メロンパンを手に取り「これがパンなの?」と首を傾げながら口に入れ、その柔らかさに驚く人をたくさん見た。 … -
新しいことをしていれば、何が起こるかわからないよ【記者の目】
工学博士で医療機器メーカーを経営するトラン・ゴック・フックさんは、COPDという肺疾患を患う人のための人工呼吸器を開発する。国内メーカーは検査やリハビリ用の機械には強いが、呼吸器のように生命維持や治療に直結す…