大栄フーズ、台湾へ出展 熱心な現地バイヤー多数【海外展示会挑戦記】

▲熱心なバイヤーが多く日本以上の盛り上がりを感じた

大栄フーズ(神奈川県相模原市)
@Food Expo2018(香港)

海鮮珍味の加工メーカー、大栄フーズ(神奈川県相模原市)は、香港の「Food Expo2018」のジェトロブースに出展した。日本政府が和食の輸出を推進していることもあり、食品や酒造メーカーをはじめ、あらゆる食品会社が出展していた。

村井幸司課長は、熱心な現地バイヤーが多く、日本以上の盛り上がりを感じたという。来場者は地元香港のシェフや飲食店経営者、卸業者などだ。シンガポールのほうが国際的で、同じ食でも来場者はアジア全域をはじめ欧米からも訪れている。「今はどの地域でも日本食が人気」(村井課長)

30年前に海外展開を始め、現在では海外展示会には年間4~5回出展する。取引をスムーズにできるよう、ハラールやEUの認証も取得し、万全の体制を整え臨んでいる。今では年商40億円のうち3割を海外で売り上げており、主な販路はアメリカ、オーストラリア、中東・アジア全域と広範囲にわたる。主力は中国くらげと、とびっこで、その他もシーフード製品がメインだ。

ジェトロブースの出展料は1コマ25万~30万円ほどだ。ジェトロを通すと出展料は安価だが、抽選に漏れることもある。場合によっては海外展示会に自社ブースで出展するなど、会場によって使い分けている。

関連記事

新着記事

  1. 2022-3-22

    バーチャルオフィスの利用急増 oVice、提供開始から1年半で利用数2000社に

  2. 2022-3-18

    第43回 2年ぶりの日本への帰国 厳しい検疫を体験【今日の中国】

  3. 2022-3-8

    展示会からウェビナー営業に切り替え コストダウン・二次利用可で「費用対効果高い」【リード獲得100本連載】A・R・P(神奈川県秦野市)

  4. 2022-3-3

    DMM.com、2022年度も約60業種のオンライン展示会を開催【オンライン展示会】

  5. 2022-3-1

    認知向上のため新聞に広告出稿、DMMオンライン展示会では93社にリーチ【リード獲得100本連載】 画屋(大阪府豊中市)

  6. 2022-2-17

    オンライン営業が一般化 ウェビナーやウェブ広告からリードを獲得 @関西 総務・人事・経理Week

ページ上部へ戻る