[ 記者の目 ]の検索結果

    記者の目(33)6000人下船が3時間!? 中国人観光客即決即買いの訳

    爆買いやインバウンド消費を我々にもたらした、大型クルーズ船でやってくる中国からの観光客だが、その旅程はなかなかの強行軍だ。 一つの港の停泊時間は6時間程度。食事をして買い物でもしたら、そろそろ帰船時刻が気になってしまう…

    記者の目(32)東急ハンズはライフスタイル提案の場所

    「東急ハンズはライフスタイルを提案する場所で、雑貨店ではない」という哲学のような話を、離れてもなお愛社精神にあふれた、元社員の方から聞いた。 東急が提案する粋な暮らしの実例集とでもいうべきか。そのため、かつては利益をそ…

    記者の目(31)良い展示会とは?

    整然と田の字にブースが並んだ会場は良い。来場者を飽きさせないよう、小間の配置を凝る主催者は多いが、単純な方が漏れなくブースを見て回りやすい。 床のパンチカーペットは貼ってあった方がいい。コンクリートむき出しよりも…

    記者の目(30)展示会の魅力を伝えたい

    東京ビッグサイトのもたらす経済効果を、展示会主催者などの会場利用者、ビッグサイト、東京都の3者が共同で測ることを強く要望する。 展示会の経済効果を証明するものがどこにもないからだ。 MICEによるインバウンド振興について…

    記者の目(29)どんな癖がどこで出るか、わかったもんじゃない

    同じスマホ用のウェブサイトでも、アイフォンかアンドロイドか、見るOSで表示が微妙に異なるらしい。 作り方も変わるそうだ。 美容師向けのハサミメーカー、ヒカリの高橋伸一社長は海外向けにハサミの使い方を動画で配…

    記者の目(28)感じたままの反応で、商品は評価される

    数値化できない話は経済紙にそぐわないと、長い間思ってきた。 美容や食品の世界で商売の成否を決めるのは、結局のところ美しさや味だ。 これらは感覚に訴えるものだからこそ数値化が難しい。 意図したわけではな…

    記者の目(27)海外市場なんてない。国はおろか、地域ごとに全部違う

    美容メーカーに勤務する中国人担当者に、上海と香港の展示会の違いについて聞いたら、「上海は国内だから中国人が集まる。香港は国が小さいから世界中から人が集まる」という答えが返ってきた。 彼の中で、香港は一つの国として認識され…

    記者の目(26)未来を悲観する必要はまったくない

    「食品の輸出は難しい」と聞いていたので、わずかなチャンスを探すような特集になると思っていたが、多くの中小食品生産会社が輸出に取り組んでいることを知り、やってもみずに恐れることはないと、使い古された言葉を噛みしめた。 彼ら…

    記者の目(25)権威の失墜、誇りは何処へ

    企業の戦いは、権威を獲得するために行われると聞いたことがある。 企業経営者の多くは、自分の会社に権威が欲しい。 売り上げや利益を伸ばすことも、株価をあげることも、会社のブランドを高めるための手段ということだ。 権威を、会…

    記者の目(24)果たして爆買いは終わったのか

    爆買いが終わったと耳にする機会が増えたが、それは百貨店に限った話のようで、東西道具街での取材は、インバウンド消費が伸びていくことを十分に感じさせるものだった。 だが、台所道具を扱う展示会の方は、今のところ動きが鈍い。 リ…

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