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- 記者の目(26)未来を悲観する必要はまったくない
「食品の輸出は難しい」と聞いていたので、わずかなチャンスを探すような特集になると思っていたが、多くの中小食品生産会社が輸出に取り組んでいることを知り、やってもみずに恐れることはないと、使い古された言葉を噛みしめた。
彼らが海外に出て行った時期を聞くと、2009年という答えが多かった。リーマン・ショック後、それまでの事業に未来がないと悟った時、決死の覚悟で世界に出た経営者の顔を垣間見た。
未来を悲観する必要はまったくないと、明るい笑顔で語る人たちばかりだ。
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国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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