果たして爆買いは終わったのか【記者の目】#24
- 2018/6/13

爆買いが終わったと耳にする機会が増えたが、それは百貨店に限った話のようで、東西道具街での取材は、インバウンド消費が伸びていくことを十分に感じさせるものだった。
だが、台所道具を扱う展示会の方は、今のところ動きが鈍い。リード社や「ギフト・ショー」など一部の大型展示会をのぞくと、外国人バイヤーを集めたり、外国人旅行者向けを見込んだ展示は見られず、インバウンド消費と無関係に開催されているものばかりだった。
小型展示会ほど時流を捉え小回りを利かす必要があるのでは。

国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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