来場者属性は幅広くリピート率高し[口コミ]@TOKYO AUTO SALON 前編

展示会名:TOKYO AUTO SALON
会期:2019年1月11日(金)~13日(日)
会場:幕張メッセ
主催:東京オートサロン実行委員会
特別協力:幕張メッセ、三栄書房
出展者数:426社
来場者数:33万666人

 東京モーターショーと双璧を成すカスタムカーの一大イベントで、46回目。以前は改造車やカーカスタムがメインだったが、近年は大手自動車メーカーの出展が増加。新車発表を行う企業も増えている。ブースに花を添える女性コンパニオンの数が他の展示会に比べて圧倒的に多い。ステージでは「T―BOLAN」や荻野目洋子さんによるライブも行われた。来場回数は5回以上39%、2~4回35%とリピーターが多い。会社員が61%を占めるが、学生や自営業者も多く、属性は幅広い。


EVミニカーを初披露

ブレイズ(名古屋市)

 午前中は代理店や商社が多く、販売したいという人とも出会えた。一般の人は、展示のEV(電気自動車)のミニカーに興味を示してくれた。

 展示した50㏄のEVミニカー「ネクストクルーザー」は、オートサロンで初お披露目した。トヨタ自動車の超小型EV「コムス」だと100万円近くするが、我が社の製品は約40万円。最大スピード時速50Kmで、公道も走ることができる。


軽自動車向けカー用品が人気

アクセル(東京都品川区)

 この展示会で具体的な商談になることはない。ブランド力や認知度向上のために出展している。軽自動車人気を受けて軽自動車向けカー用品の人気が高い。またタイヤ用チェーンに関する問い合わせが多かった。


前回より反応は上々

スピードマスター(東京都千代田区)

 自動車オイル業界では、「ガソリンタンクに入れるとエンジンが奇麗になる」とうたう商品が多く、利用者からも人気が高い。

 前回に比べてブース来場者の反応が良かった。バイクの人気ユーチューバー、ホワイトベースの二宮祥平さんに商品を取り上げてもらったことが関係しているのかもしれない。


初日ブース来場 前年比3倍

アイロック(名古屋市)

 以前は輸入ホイールを並べていたが、昨年からはドライビングシミュレーターのみで出展。

 ドライビングシミュレーター「T3R」は、自動車開発用と試乗用がある。主な顧客は自動車メーカーや自動車部品メーカー、自動車ディーラー。数値や設定を変えるだけで、どんな車種の乗り心地も再現できる。例えば、同じ天候・路面温度で1万キロ走り続けたらタイヤの状態がどうなるかといったことが分かる。数値の精度は高い。ニーズが高まっており、大手自動車メーカーから引き合いがある。

 初日のブース来場者は昨年の3倍くらい。試乗の予約がお昼には埋まってしまった。


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