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カテゴリー:記者の目

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展示会の魅力を伝えたい【記者の目】#30
東京ビッグサイトのもたらす経済効果を、展示会主催者などの会場利用者、ビッグサイト、東京都の3者が共同で測ることを強く要望する。展示会の経済効果を証明するものがどこにもないからだ。 MICEによるインバ… -
どんな癖がどこで出るか、わかったもんじゃない【記者の目】#29
同じスマホ用のウェブサイトでも、アイフォンかアンドロイドか、見るOSで表示が微妙に異なるらしい。作り方も変わるそうだ。美容師向けのハサミメーカー、ヒカリの高橋伸一社長は海外向けにハサミの使い方を動画で… -
感じたままの反応で、商品は評価される【記者の目】#28
数値化できない話は経済紙にそぐわないと、長い間思ってきた。美容や食品の世界で商売の成否を決めるのは、結局のところ美しさや味だ。これらは感覚に訴えるものだからこそ数値化が難しい。 意図したわけではないが… -
海外市場なんてない。国はおろか、地域ごとに全部違う【記者の目】#27
美容メーカーに勤務する中国人担当者に、上海と香港の展示会の違いについて聞いたら、「上海は国内だから中国人が集まる。香港は国が小さいから世界中から人が集まる」という答えが返ってきた。彼の中で、香港は一つの国とし… -
未来を悲観する必要はまったくない【記者の目】#26
「食品の輸出は難しい」と聞いていたので、わずかなチャンスを探すような特集になると思っていたが、多くの中小食品生産会社が輸出に取り組んでいることを知り、やってもみずに恐れることはないと、使い古された言葉をかみしめ… -
権威の失墜、誇りは何処へ【記者の目】#25
企業の戦いは、権威を獲得するために行われると聞いたことがある。企業経営者の多くは、自分の会社に権威が欲しい。売り上げや利益を伸ばすことも、株価をあげることも、会社のブランドを高めるための手段ということだ。権威… -
果たして爆買いは終わったのか【記者の目】#24
爆買いが終わったと耳にする機会が増えたが、それは百貨店に限った話のようで、東西道具街での取材は、インバウンド消費が伸びていくことを十分に感じさせるものだった。 だが、台所道具を扱う展示会の方は、今のと… -
何歳になっても新しいことを始めることはできる【記者の目】#23
松本清張が処女作「西郷札」を週刊朝日に載せたのは、42歳の時。終戦から6年、市民生活は貧困の只中、朝日新聞の広告部に勤めながら給料だけでは生活が厳しく、アルバイトをしながら書いた原稿だ。 時は過ぎて今… -
そのサービスが世界を変えるかもしれない【記者の目】#22
たった5分で、日本語サイトを30言語に他言語化する技術を提供する、ミニマル・テクノロジーズという会社がある。それぞれの言語でつくるということは、それぞれの言語で検索対象になるということだ。そこが日本語サイトを… -
人が集まるから価値がある【記者の目】#21
地方創生という言葉は定義が曖昧なのであまり使いたくないが、この新聞が世界からそれぞれの地域に人を集める方法を書く以上、無関係ではいられない。少しでもその曖昧さを回避するには、地方創生の進行をはかる物差しが必要…