密を避けながら集客できる商材に関心集まる[口コミ]@レジャー&アウトドアジャパン 後編

  • 2021/1/29

出展者の口コミ、前編はこちら


50人ほどがブースに来場

山とし(大阪府堺市)

 印刷会社で、スマホで撮った写真を布にプリントするサービスをアピールした。新型コロナの影響でマスク着用が求められているため、マスクへの印刷を始めた。マスクをしながらも笑顔になれると、注目が集まった。

 イベント企画運営、商業施設の関係者など50人ほどが訪れ、商材がマスクだと集客しやすいと評価された。


商業施設やレジャー施設関係者が来場

Stroly(京都市)

 地図作成やデータ分析を行っており、出展は3回目となる。今回はデザインマップと位置情報を合わせたプラットフォームを紹介した。Googleマップがデザインマップに置き換わったようなイメージで、イラストの地図上に自分の位置情報が表示されるのが特徴だ。アバターを使って、チャット形式のコミュニケーションを楽しむこともできる。テーマパークや植物園のガイドマップなどで導入されている。新型コロナの影響でオープンキャンパスを開催できなかった大学が、バーチャルオープンキャンパスを開催した事例もある。

 ブースに来場したのは100人弱で、例年の半分ほどだ。商業施設やレジャー施設関係者らを中心に、施設案内のオンライン化を検討している担当者が興味を示した。


検温、消毒機器は関西圏の企業の反応がいい

デジタルサイネージ(大阪市)

 顔認証、検温、アルコール消毒を同時に行うことができるLEDサイネージ機器を展示した。新型コロナ収束後も利用し続けられるように、消毒機能は取り外しができ、AIによる顔認証システムを搭載している。関東圏の企業は、既に検温や消毒機器を導入している施設が多く、関心が低いが、関西圏では、導入施設が少ないため興味深く話を聞いてくれた。

 サイネージに関しては、液晶とLEDの違いを認識できていない来場者がほとんどだ。透過型のLEDデジタルサイネージも展示したが「すごい」の感想のみで、活用のイメージを持てていないようだ。LEDサイネージの利用は中国やアメリカでは進んでいて、日本では遅れているが、それに対する問題意識を抱いている来場者もいなかった。


決裁権者の来場多く、商談がスムーズ

グローバル・ビジョン(東京都中央区)

 飲食品の輸出入・卸業。2020年から日本に参入したフラッペを紹介した。必要材料が少ないため、野外イベントの売店で扱いやすい商品だが、新型コロナの影響で5月までは新規採用は控える企業が多かった。現在はカフェで採用され、グランピングやイベントの売店などでの採用が検討されている。

 「カフェ・喫茶ショー」では店長の来場が多く、採用検討まで時間がかかっているが、この展示会は決済権者が来場しているため話が早く進むのが良い。

出展者が挙げた競合展示会
カフェ・喫茶ショー
2021年6月9日(水)~11日(金)
@パシフィコ横浜
主催:カフェレスジャパン実行委員会

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