- Home
- 展示会出展者の声[口コミ]
- 来場者は激減、脱化石燃料技術の商談は活発[口コミ]@スマートエネルギーWeek 前編
来場者は激減、脱化石燃料技術の商談は活発[口コミ]@スマートエネルギーWeek 前編
- 2020/6/9
会期:2020年2月26日(水)~28日(金)
会場:東京ビッグサイト 西・南・青海
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:1520社
出展者数:1万8509人
省エネ・創エネ・蓄エネや再生可能エネルギー、資源リサイクル、スマートシティなどに関する技術・製品・サービスが一堂に会する新エネルギーの専門展。「国際水素・燃料電池展」「国際太陽電池展」「太陽光発電システム施工展」「国際二次電池展」などの9展で構成される。今回は新型コロナウイルスの影響で来場者は例年の?分の1以下。出展キャンセルも相次いだ。一方で、脱化石燃料の時代に向けた新技術を本気で探す来場者が集まり、密度の濃い商談を重ねた出展者も多かった。また洋上風力発電事業の規制緩和が進んだことから、水中ドローンにも注目集まった。
来場者減で手応えは厳しい

ナベカヰ(東京都江東区)
3回目の出展となる解体業者。アスベスト関連の事業部を立ち上げる予定で、環境分野に力を入れる方針だ。来場者の需要は解体の工期短縮。人材が減る中で、いかに短縮できるかが課題になっている。また環境への関心が高まっており、環境にやさしいアスベストの処理方法が求められている。例年より来場者が少なく、手応えとしては厳しい。
出展者とのつながりができた

キャニコム(福岡県うきは市)
農業・林業用などの動力運搬車メーカー。出展は6回目で、今回は太陽光専用の草刈り機を展示。太陽光のメンテナンス業者が来場。維持管理や、草刈りで悩んでいる人が多いようだ。もともとは果樹園や農業関連が顧客の中心だったが、最近は太陽光関連が増える傾向にある。今回は来場者が少ない分、出展者とのつながりを作ることができた。
中国からの来場者が激減

日立ハイテク(東京都港区)
今回は主に水素燃料電池向けの製品を展示。来場者は自動車・電池メーカー、電池の素材メーカーなどの関係者が中心。知名度が高い展示会なので幅広い層が来場する。国内の大手自動車メーカーの関連会社が引き合いの中心だが、海外も多い。例年は中国の自動車会社も多数来ていたが、今年はほぼいない。
来場者が減った分 濃い話

巴商会(東京都大田区)
産業用ガス、高圧ガス、特殊ガス全般を扱う。6回目の出展となる今回は水素に絞ってPRした。来場したのは自動車メーカーや鉄道会社、船舶関連などの開発部門が多い。来場者の需要は安価な水素ガスや燃料タンクの軽量化。今は環境負荷の低減を目的に水素エネルギー社会の構築を目指す流れになっているが、天然ガスよりもコスト高になってしまう。安価に調達したいという声は多い。今回は来場者が少ない一方で、本気度が高い人が多く、一人一人と時間をかけて内容の濃い話しができた。
出展者口コミ、続きはこちら
おすすめの記事
業界の関心は洋上風力発電に @ スマートエネルギーWeek