埼玉県内の食品生産者が出展 @食と農の展示・商談会

展示会名:第12回 食と農の展示・商談会
会期:2020年2月5日(水)
会場:さいたまスーパーアリーナ
主催:埼玉りそな銀行
出展者数:185社
出展者層:埼玉県内の農畜産物生産者、製造業者(農産品、畜産品、水産品、牛乳・乳製品、加工食品、麺類、調味料、健康食品など)
来場者層:スーパー、百貨店、小売店、卸・商社、加工、通販、ホテル、外食
同時開催:埼玉県農商工連携フェア

 埼玉県内の食品生産者が出展する展示商談会「食と農の展示・商談会」では、中小事業者の出展が多かった。バイヤーの評価を得ても、大量発注に対応できない企業もあり、味や品質以外の課題も散見された。

 秩父ファーマーズファクトリー(埼玉県秩父市)ではウイスキー樽で仕込んだワインが注目された。近くのウイスキー工場と提携した商品で、ウイスキーの香りが特徴だ。珍しい商品を探す県内の居酒屋や、卸・流通会社のバイヤーから注目を集めた。主催者が招致した海外バイヤーとの商談も行った。

 天然由来の色素を展示した鹿光生物科学研究所(埼玉県八潮市)には、インスタ映えする発色の良い食品への要望が集まった。食品メーカーは特徴のある商品の開発に苦労しており、色で差別化するアイデアが注目された。ビールに桜色をつけたい、ラーメンに色をつけたいなど、具体的な相談が寄せられた。

 太くて柔らかい『新戒ねぎ』を展示したNOKA(埼玉県深谷市)には、外食や通販などのバイヤーが集まった。深谷ねぎの生産地域だが、付加価値を上げるため、新戒地域のねぎとしてブランディングを行う。「ねぎを活用した加工食品を作りたいと考え出展した。出展社との間で出会いがあり、収穫は十分あった」(荒木俊彦社長)

 ソースメーカーの高橋ソース(埼玉県本庄市)では、国産のりんごを使ったソースが、外食関係者の注目を集めた。「消費者が安さを求めるため、バイヤーもコストを気にしている。我が社はコスト的には高いが、価値に見合った価格だと認識されたようだ」(金子賢司さん)

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