オンライン展示やライブ配信の工夫も[口コミ]@オートモーティブ ワールド 前編

  • 2021/3/6
展示会名:第13回 オートモーティブワールド
会期:2021年1月20日(水)~22日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:1006社
来場者数:1万4804人

 自動車業界の技術が集まる展示会「オートモーティブワールド」には、電動化・軽量化などの技術やコスト削減ができる商材を求める部品メーカーや、情報収集を目的とする商社が訪れた。

 1月8日からの再発令された緊急事態宣言により、大手企業である自動車メーカーや自動車メーカーの1次サプライヤーであるTier1(ティアワン)といった企業が出展や来場を控えたことで、来場者数も伸び悩んだ。出展企業にとってのターゲット層である自動車メーカーやTier1の来場がないことは痛手であり、出展を取り止めた企業の空白ブースも目立ち、全体的に閑散とした雰囲気となった。

 その一方で、出展者独自のオンライン展示やライブ配信、主催者による同時通訳を介しての中国・台湾に向けたライブ中継といった取り組みもあった。


ブースを訪れたのは1日50人

中外(名古屋市)

 自動車部品の製造や電子・電気部品を取り扱う商社で、この展示会には初めて出展する。熱伝導技術や熱対策製品の技術について展示した。

 自動車メーカーに直接納入する1次サプライヤーであるTier1の来場をターゲットにしていたが、緊急事態宣言でTier1メーカーはこぞって出展を取りやめたり来場禁止になっているため、1社も来ていない。ブース来場者は200人を見込んでいたが、1日50人ほどだ。訪れたのは、展示会の出展者や同業他社、情報収集の商社で、人数が少ない分密度の濃い話ができている。出展に併せて、自前のオンライン展示会としてライブ配信も行っている。


来場したのは情報収集目的の同業者ばかり

iPX(東京都品川区)

 データ分析やシミュレーションといったITソリューションを提供しており、この展示会には毎年出展している。例年、自動車メーカーが持つ課題をヒヤリングし、会期後にそれを解決するプロジェクトを新規に立ち上げていた。昨年までの自動車業界は自動運転への対応が中心だったが、すでに製品化の段階に入っており、今後は物流に注力される。

 今回はターゲットである自動車メーカーや建機メーカーなどの姿がなく、情報収集が目的の同業他社ばかりだった。


来場者数が少なすぎて出展効果は判断できない

ケイエーシステム(愛知県春日井市)

 3Dプリンターを販売しており、自動車関連の展示会には初めて出展した。金型メーカーや樹脂試作メーカーが主な顧客で、3Dプリンターや樹脂型模型を展示した。

 3日間でブースを訪れたのは30人ほどで、そのうち約7割が出展者だ。顧客になりそうなメーカー関係者の来場はおらず、来場者が少なすぎて出展効果を評価しようがない。


来場者は例年の6割ほど

紅品科技東京(東京都港区)

 中国に本社がある、試作品メーカーで、この展示会には毎回出展している。この1年間で、試作品にも対しても価格要求が厳しくなっている。今回は自動車部品サンプルやデジタルサンプル、家電製品サンプルなどを展示した。

 Tier1の来場を期待していたが、大手自動車メーカーは外出禁止でほぼ来場していない。ブースには1日100人弱が来場した。想定より多いが、例年の6割ほどで、情報収集の人が多い。


出展者の口コミ、続きはコチラ

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