介護・医療業界でもIT化の流れ[口コミ]@医療と介護の総合展 前編

 
  • 2020/3/16
展示会名:展示会名:医療と介護の総合展(メディカルジャパン)
会期:2019年10月23日(水)~25日(金)
会場:幕張メッセ 国際展示場1~3
主催:リードエグジビションジャパン
出展者数:610社
同時開催:ヘルスケア・医療機器 開発展、医療機器・設備 EXPO、病院運営 EXPO、医療 IT EXPO、介護&看護 EXPO、地域包括ケア EXPO

 医療と介護に関わるあらゆる製品・技術・サービスが出展する総合展。「ヘルスケア・医療機器 開発展(メディックス)」から発展した展示会で、「医療と介護の総合展」の総称がつけられたのが昨年から。年二回、東京と大阪で開催される。来場者は医療関係者や介護関係者、医療機器メーカーなど。介護現場や医療現場での自動化やIT化に関心が集まった。


出展者同士でつながりたかった

Uipath(東京都千代田区)

 大規模な展示会への出展は初めて。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)業界はすでに市場が成熟しているため、RPAの製品を医療分野に特化して展開しようと出展した。

 働き方改革に対応したいが、何をするべきか分からないという人が多い。同時に、すぐに効果が出るようなものが求められている。 もっと出展者同士のマッチングを現場レベルですすめ、さまざまな業界の人と協力すれば、マーケットに真摯(しんし)に向き合えると思う。


看護師、病院の事務担当が中心

河淳(東京都中央区)

 初出展。「国際モダンホスピタルショウ」の方が規模は大きく、来場者も多いが、こちらは来場者の専門性が高い印象。来場者は看護師、病院の事務担当が中心だ。薬剤師にも来てほしかったが、あまりいなかった。医療関係が8割、介護関係が2割という感じ。

 現場では、配薬を管理するシステムが求められ、人為的ミスの防止が喫緊の課題だ。来場者の要望は細かく、施設によっても異なるので、それぞれ対応するしかない。


情報セキュリティの危うさ 医療業界の課題だ

サン電子(名古屋市)

 医療分野の展示会には初出展。産業用の製品を、医療分野に転用できないかと思って試験的に出展した。来場者は医療系の情報システム事業者が中心だ。

 遠隔医療に対する来場者の関心が高く、過疎地での仕様が期待されている。地方の医師からは、こういうものを求めていたとの声もいただいた。

 一方で、医療業界の情報セキュリティの危うさが気になった。対応しきれていないところが多いのが現状で、サイバー攻撃を受けダメージを負った例もあり、対策は非常に遅れている。


外国人スタッフとのコミュニケーションに課題

サンユー(兵庫県姫路市)

 外国人労働者向けのアプリを出展。来場者は介護事業者と管理団体が中心。アプリの認知度向上が出展の目的だ。

 外国人労働者とのコミュニケーションに悩む来場者が多かった。はじめは建築業界向けに開発したが、介護業界でも使えないか、試している最中だ。外国人労働者の日本語の能力をあげてほしいという要求もあり、日本語学習の機能も追加した。

 「メディカルジャパン大阪」は来場者数が不満だったが、東京会場は思った以上に集まった印象。現場の人も多かった。実習生はベトナムやミャンマーから来る人が増えている。若い世代が多く親日で、賃金が安いからだ。バングラデシュやフィリピンが続く。手応えはあった。名刺交換は一日30枚ほどだ。


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