茨城空港の利用率が過去最高に【全国DMO巡り Vol.41】(一社)茨城県観光物産協会

▲春のネモフィラ開花期間中、国営ひたち海浜公園には大勢の観光客が訪れる ⒸZekkei×IBARAKI

自主財源確保に向け、公認キャラクターのグッズ販売

 茨城には豊かな観光資源がある。海・山・川・湖。全国一位を誇るレンコンやメロンなどに代表される食の一大産地。つくば研究学園都市など最先端の技術。笠間焼のような文化芸術。茨城空港や茨城港、成田空港や羽田空港、常磐道・圏央道・北関東道など首都圏や近隣県からのアクセスの良さも強みだ。

▲夏には緑色だったコキアが紅葉し丘を真っ赤に染め上げる ⒸZekkei×IBARAKI

 県は、首都圏、近隣県の20~30代若年層、マイカーファミリー層、外国人観光客、茨城空港を利用する観光客の誘致を目指す。ターゲットへ向けたキャンペーン、SNSやホームページを用いた情報発信、代理店や旅行会社への働きかけなどを行った結果、2019年の茨城空港の利用率が過去最高となった。

 課題は『稼ぐ力』の確保、自主財源の確保だ。県域の協会であり、公益性が求められるため完全なる自立は厳しいが、DMOとして自立に向かって進むべきというのが基本的な考えだ。 新たな収入源の開拓のため、19年は茨城県公認バーチャルYou Tuberである茨ひよりグッズの作成やイベント出展販売を行った。また、初めてパンフレット内での広告+ホームページ内での広告枠の設置、ロケ地巡りツアーの実施などに注力している。

 19年度のDMO関連の決算額は304万7000円で、県内観光客動向実態調査事業や訪日外国人へアンケート調査業など国内宿泊旅行客向けへのハガキアンケートと、インバウンド向けの対面アンケートを実施した。茨城県内の消費額や、各項目別の期待値と満足度を調査した。今後も自主財源確保の活動を促進させる方針だ。

▲東茨城郡大洗町にある大洗神磯(おおあらいかみいそ)の鳥居 ⒸZekkei×IBARAKI

今伝えたいこと

渡邊 政美専務理事

 近年は観光地として、国営ひたち海浜公園のネモフィラやコキア、牛久大仏、大洗などが人気である。

 一方で、観光消費額の低さに課題を感じている。これに対し、体験アクティビティの発掘や、ホームページなどでの発信をしていく。また、魅力ある土産品開発のための視察や勉強会の実施など、今ある素材をブラッシュアップし『商品』として発信を続け、販路拡大を実施していきたい。


法人名:(一社)茨城県観光物産協会
設立年月:2010年4月
所在地:茨城県水戸市三の丸1-5-38 茨城県三の丸庁舎3階

参加自治体・企業・団体:茨城県をはじめ市町村、観光協会、宿泊・観光施設、県産品製造・販売事業者、県内主要関係団体など526団体
年間延べ宿泊者数:国内 653万8000人/海外 25万4000人
代表者:大井川 和彦代表理事

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