集客セミナーも開催来場者は年々増加[口コミ]@ミートフードEXPO 東京 前編
- 2020/4/14
焼肉ビジネスフェア ㏌ 東京 2020
会期:2020年1月22日(水)・23日(木)
会場:池袋サンシャインシティ文化会館 展示ホールC・D
主催:焼肉ビジネスフェア実行委員会
出展者数:305社
同時開催:居酒屋JAPAN
焼肉業界・居酒屋業界関係者が一堂に会する専門展。焼肉店・居酒屋店向け業務用商材やサービスが多数出展した。来場者の多くは店舗のオーナーやバイヤーら。『インスタ映え』『インバウンド』に対応した商品に注目が集まった。また繁盛店のオーナーや売れる仕掛けを作るコンサルタントらによる集客セミナーも開催された。来場者数は年々右肩上がりで伸びており、繁盛店のノウハウを吸収しようと、全国から経営者が来場した。
配膳ロボットへの関心度高い
日本システムプロジェクト(東京都新宿区)
ソフトウェア開発を行っており、5回目の出展。来場者は焼肉店が中心で、それ以外はシステム関連やメディアなど。今回は、パートナーシップを結んだ中国メーカーが開発したAI搭載配膳ロボット『PEANUT』をメインに展示。来場者の課題は省人化、人手不足、セルフレジ、インバウンド対応による多言語化などさまざまだ。『PEANUT』は人手不足解消につながる。日本市場に受け入れられるか不安だったが、いい評価をもらえた。導入につながりそうなのは10件ほど。
一人用製品の需要が伸びている
サンタ(石川県金沢市)
来場者は焼肉店や居酒屋、商社が中心。最近、一人焼肉に対応した製品の需要が特に関東で伸びている。我が社は無煙ロースター・しちりんフードなどを扱っており、検討中の店舗も増えている。焼肉店の増加に伴い、例年に比べて来場者は多い印象。手応えはあった。
商談が見込めるのは1日80件ほど
御稲プライマル(福島県本宮市)
カスタム米を生産しており、主な顧客は一般消費者と卸。今回が初出展。この展示会は個人経営店のオーナーやバイヤーが来場するので相性がいい。こだわりの米を探している人も多い。今回は米を土鍋で炊いているこだわりの焼肉店のオーナーと出会えた。うまく取引につなげたい。商談見込みは1日80件で、手応えを感じた。
HACCP対応が目的の来場者が多い
サンユウ商事(東京都江戸川区)
焼肉店やフランチャイズの飲食店の本部の関係者が来場。目的はHACCP(食品衛生管理の国際基準)の義務化への対応だ。我が社の提案は『グリーストラップ』。これは飲食店や食肉加工工場、スーパーなどで下水管に油脂が流出するのを防ぐため、厨房などへの設置が法的に義務付けられた油脂分離阻集器だ。作業は5分足らずで、水も使わず、費用対効果が高い。HACCP自体が分からないので、コンサルに入ってという声もあった。手応えがあり、名刺交換は1日50枚ほど。個人店舗のオーナーが多かった。