負担軽減につながるサービスに注目[口コミ]@CareTEX 前編

 
  • 2020/6/16
第6回 CareTEX(東京ケアウィーク内)
会期:2020年2月12日(水)~14(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:ブティックス
出展者数:620社
同時開催:次世代介護テクノロジー展、超高齢社会のまちづくり展、健康長寿産業展、住宅医療総合展、健康施術産業展

 介護施設や病院関係者が集まる「CareTEX」では、現場の医師や職員の手間や負担軽減につながるサービスが介護施設関係者の関心を集めた。介護業界の市場性を探るために、異業種からの出展も多数あった。「CareTEX」は、「国際介護用品店」「介護施設産業展」「介護施設ソリューション展」の3展で構成される。介護施設経営者・職員、病院関係者、施設施工会社、接骨院、鍼灸院、バイヤー、大学関係者、アパレル、弁当販売店などが来場した。


各社素材変更に関心

豊賀生物技術(東京都新宿区)

 バイオ基礎素材であるポリ乳酸(PLA)で作った衣服や容器などを展示。中国の大手バイオ技術企業の日本法人で、中国の工場で生産を行っている。ポリ乳酸は高価という印象を持たれているが、素材の調達から自社で行っているためコストを抑え、低価格で提供できる。来場した介護関係者、レジ袋メーカー、弁当販売店からは、制服や包装をポリ乳酸へ変更したいという声もあった。今回の出展で商談も多数進んでいる。おしぼりのメーカーやフィルムメーカーとも具体的な商談を進めている。


介護・病院関係者が来場

カモ井加工紙 (岡山県倉敷市)

文房具の製造。作品制作に適したマスキングテープや作品制作キットを展示した。普段から1カ月に2、3回ワークショップなどを開催しており、使用者の声を聞き既存製品の改良に反映している。小学校や介護施設、病院でも使用されているので、子どもでもちぎりやすい素材にしたり、切り貼りに適した色合いにしたりしている。来場者は介護施設や病院関係者。同業他社との差別化が今後の課題だ。 


デイサービスから1日100人

MTG(名古屋市)

 足を乗せることで歩くために必要な筋肉を鍛えられる機械を展示。2001年後半から運動不足の解消として40~60代をターゲットに販売したところ、意外と80代以上の購入者が多かった。高齢者にとって歩く力のトレーニングになり寝たきり防止の効果を得られるのではないかと、現在デイサービスで実証実験中だ。本製品の市場調査が出展の目的で、鍼灸院や病院、デイサービス関係者が来場。1日当たり100人ほどが訪れた。


異業種との接点も

プラセス製薬(福岡市)

 これまでコスメや健康食品のOEMをメインに事業展開をしてきたが、ビジネスモデルが介護業界にも当てはまるのかマーケティングのために商品開発に至った。お風呂に入らずとも殺菌、消臭ケアができる足裏用ゲルおよび頭皮用ミストを展示し、特に頭皮用ミストに対しては、看護師や介護士が患者にシャンプーをするのは大変な作業なため、そのミストを吹き付けるだけで代替できたら身体的負荷を軽減できて良い、と評価された。異業種の企業から、自社製品として取り扱いという要望があった。最近は商品回転率を上げて利益を向上させるため、業界を超えた複数のビジネスを展開する企業が目立つ。


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