日本製商品求め中国来場客が増加[口コミ]@ライフスタイル総合EXPO 春 前編

展示会名:ライフスタイル総合EXPO 春
会期:2019年1月30日(水)~2月1日(金)
会場:幕張メッセ
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:1233社
来場者数:1万3541人
構成展:第2回 国際 雑貨EXPO 春、第2回 国際 ベビー&キッズEXPO 春、第2回 国際 ファッション雑貨EXPO 春、第2回 国際 インテリア&家具EXPO 春、第2回 国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO 春、第2回 国際 テーブル&キッチンウェアEXPO 春
同時開催:第2回 販促・マーケティング総合展 春、第7回 国際化粧品展

 雑貨、インテリアなどライフスタイル関連の商材が集まる総合展。「雑貨EXPO」「ベビー&キッズEXPO」「ファッション雑貨EXPO」「インテリア&家具EXPO」「ヘルス&ビューティグッズEXPO」「テーブル&キッチンウェアEXPO」などの6展で構成される。来場者は雑貨店をはじめ、百貨店やセレクトショップなどで、日本製の商品を求める中国人来場者も多くみられた。総来場者数は1万3541人だった。


メイドインジャパン製品の海外需要感じた

みなくる(大阪府東大阪市)

 余った在庫品を買って再販する事業を行う。来場者はノベルティ商材を扱う、中国系のバイヤーが目立った。日本製の商品は中国で人気があり、化粧品や洗剤は売れ筋となっている。国内バイヤーも、商社、メーカー、販促、卸などから満遍なく訪れた印象。中身のある話ができたのは一日100人くらい。


価格面に大きな反響

ユニソン(愛知県豊田市)

 野外で使えるいすやテーブルをPR。ラインナップが増えるにつれ反響も大きくなった。来場したのは家具販売店やアウトドアグッズ販売店など。卸業者や工務店なども多かった。ブースへの来場者数自体は、一日で100人程度。

 全体的に売り方に悩む人が多い。他社との差別化が難しく、モノだけ作っても売れないためだ。求められていたのは家具やウッドデッキ。外で使う製品は紫外線や水に強い必要があり価格が倍になるが、我が社は海外生産によりコストを削減。結果、価格面で大きな反響があった。


消費者が減りつつある手芸業界

ポケット(兵庫県三田市)

 3回目の出展。取扱商品は手芸関連の商材、文具や日用品など。主に100円ショップ向けだが、ホームセンターや小売店といったほかの店舗にも売りたいと思い、出展している。ただし小売店や病院、介護施設、キッズ関連との出合いはあるものの、なかなか大きな、もしくは継続的な取引に至らないのが現状だ。メイン商材のうち、裁縫関連は高齢者からの需要があるが、年々消費者が減っている気がする。海外のバイヤーさんも来たが、手芸関連より洗濯ネットやシャワーキャップに興味を持っていた。

 ブース来場者数は一日あたり300~400人ほどだった。見込みがありそうなのが40~50件で、そのうち商談につながるのは半分から4分の1というイメージだ。


小売店と濃い話できた

浜垣義商店(大阪市)

 傘専門の卸売業。販路拡大のため初出展。多店舗展開する小売店を中心に、内容の濃い話ができた。話し込んで名刺交換したのは一日あたり20~30人程度。傘のトレンドは一気に変わることはない。顧客が求めるのはデザイン性よりUVカットや遮光といった機能面だ。また、頑丈さと軽さを両立している傘も必要とされている。


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