効率化するITツール、環境に優しい金型に注目集まる @INTERMOLD(金型加工技術展)

展示会名:第32回 INTERMORLD(インターモールド・金型加工技術展)・ 金型展2021
会期:2021年4月14日(水)~17日(土)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
主催:(一社)日本金型工業会
出展者数:269社
来場者数:1万1083人
出展者層:金型メーカー、精密機器メーカー、CAD・CAMシステム、CAEソフトウエア開発、シミュレーションソフト開発
来場者層:金型メーカー、機械メーカー、商社、素材加工
同時開催:金属プレス加工技術展

 金型加工の技術が集まる展示会「INTERMORLD(インターモールド)」には、効率化や省人化を求めて、金型や成形メーカー、素材加工、商社が訪れた。シュミレーションソフトやCAD・CAMシステムといったITツール、バイオマス材料を使った金型に注目が集まった。リアル展示会の前後に、3月の「プレ・インターモールド」、5月~8月の「アフター・インターモールド」をオンラインにて開催する。

▲会場の様子

 シュミレーションソフトを展示したアプライドデザイン(東京都文京区)には、素材加工の関係者が来場した。オフィスや工場では、同時に勤務する人数を減らしており、作業の効率化につながる点が注目された。「人材不足の解消、作業効率の向上を目指す企業と出会えたが、来場者は想定より少なかった」(木元諒太さん)

 CAD・CAMシステム、スキャナーを展示したセイロジャパン(埼玉県春日部市)には、金型や試作のメーカー、商社が集まった。大手のみならず中小企業でも、効率化や省人化を求めて、工程管理ソフトの導入を検討する企業が増えた。「来場者は例年の半数だった。実物はあるが、図面やデータがない企業からは、スキャナーに興味が集まった」(柳田千晴さん)

▲バイオマス材料を使った金型、アメニティをアピールしたケイプラスモールドジャパン(大阪府東大阪市)

 バイオマス材料を使った金型、アメニティを展示した。ケイプラスモールドジャパン(大阪府東大阪市)には、金型や成形メーカー、商社が訪れた。プラスチックの代替として、バイオマス材料の注目が高まる。洗って利用できる衛生面が評価された。「実物を確認したいという声が多いので、現物の到着後にオンライン営業を行うことが増えた」(杉本賢一代表)

▲初出展した、金型製作の新研(東京都荒川区)

 本社と工場が中国にあり、金型、冷間鍛造の部品を展示した新研(東京都荒川区)には、金型メーカーなど50社が来場した。新型コロナの影響で、日本の顧客が中国へ工程監査に行くことができず、部品納入の新規案件は停止しているが、金型は工程監査が不要のため、新規案件も順調だ。「ダイレクトメールの送付で、反応がなかった企業の購買担当とつながれた。新規顧客も獲得できたので、出展効果を感じた」(谷本達夫さん)

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