自治体・官庁関係者の来場増加 @ イベント総合EXPO
- 2019/3/25
- RX Japan(アールエックス ジャパン), イベント総合EXPO, 幕張メッセ, 映画・音楽・エンターテインメント
会期:2019年2月27日(水)~3月1日(金)
会場:幕張メッセ 展示場3~8
主催:リード エグジビション ジャパン
同時開催:ライブ・エンターテインメントEXPO、スポーツビジネス産業展、地方創生EXPO
イベント業界関係者の商談会
イベント業界関係者の商談会「イベント総合EXPO」では、同時開催した「地方創生EXPO」の影響か、官庁関係の来場増を実感する出展企業が多かった。
シャチハタ(名古屋市)は、スタンプラリー向けの新商品を展示した。インクの色が異なるシャチハタ製のスタンプを複数用意し、それぞれ1回ずつ押すことで絵を完成させるものだ。1回押しただけでは、何の絵かわからないため、全てのスタンプを集めたくなる仕掛けだ。昨年、本格的に販売を始めたばかりだが、100件以上に販売している。自治体関係者の反応が良く、目標としていた300件以上の見込み客獲得は達成できそうということだった。
ロボット開発のTHK(東京都港区)と、ソリューション開発のリードジェン(東京都千代田区)が共同出展したブースでは、アナウンスロボットの「しおりん」を展示した。1月末に完成したばかりの商品のお披露目だった。ホテルや商業施設などの無人受付でコミュニケーションツールとしての使用を想定したものだ。ソフト次第で外国語にも幅広く対応できることから、自治体関係者の関心を多く集めた。ロボットは別の場所から遠隔操作で動かしており、しゃべり声も担当者の声を届けるため、AIではない。通信環境を整えればどこでも導入できるという。
8000平方メートルの展示スペースを持つ東京流通センター(東京都大田区)には、イベント主催者や、映像会社が訪れた。都内の大型施設だが、知名度が低いことを解消するために出展した。見込客を30件獲得する目標で出展した。
「手応えはあった」(久保将裕さん)