「段ボールケースにイラストや企業のロゴを印刷したいという需要が増えている」と話すのは、パッケージ制作や印刷業を手掛ける城北紙器梱包(東京都北区)だ。11月に開催された「産業交流展」では、ECで販売する商品の梱包用として制作した、段ボール箱の展示を行った。
オリジナルプリントの費用は箱の大きさやロット数などに応じて変化するが、数万円程度から注文に応じる。近年はネット販売をはじめる企業が増えてきたことから、新規に依頼を受ける企業も多いという。
「何のプリントもない梱包だと味気ないので、イラストなどを印刷する企業が多い。IC市場は今後も拡大すると思うので、新規顧客をもっと増やしたい」と同社は語る。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。