会期:2021年3月24日(水)・25日(木)
会場:インテックス大阪 3号館
主催者:大阪市、インテックス大阪運営共同事業体、(一社)日本展示会協会、(一社)日本ディスプレイ業団体連合会
出展者数:145社
出展者層:イベント運営、感染症対策、飲食・ケータリング、施工ディスプレイ、安全対策、MICE施設
来場者層:イベント施設・運営・施工、商社、ホテル、不動産、デザイン、食品サンプル製造、飲食
MICEを安全に運用するための製品やサービスが集まる展示会「大阪 MICE 安全対策推進 EXPO」には、イベント運営、ホテル、飲食、ケータリング、施工業界の関係者が集まった。感染症対策として、パーティションやブース、ケータリングサービスに関心を寄せる人が多かった。
マイクとスピーカー付きのパーテーションを展示したサンアップ(大阪市)には、アクリル板を挟むと会話がしにくいという課題を持つ、幅広い業界が来場した。新聞社の受付や飲食店のレジで、使用を検討したいという声があった。50人と名刺交換し、商談につながりそうな企業も多い」(高力美香さん)
催事やワクチン接種のブース、ワークスペースを展示したボックス・ツー(大阪市)には、同業者が多く集まった。他社製は販売が多いが、リースでの提供を強調し、抗菌シートを扱う企業から、協業の相談があった。「来場数は想定より多く、30枚ほど商談に結びつきそうな名刺が得られた」(岩本和也さん)
ケータリングサービスを展示したC‘Sケータリングサービス(大阪市)には、ホテルやイベント運営業者が訪れた。ビュッフェ、コーヒースタンド、バーの3種類を紹介し、全ての料理を蓋付きのカップに入れて提供するビュフェ形式に関心を寄せる人が多かった。「異業種の来場者は、ホテル業界の感染症対策を知りたいようだった」(宮川智寛さん)
360度を撮影して3Dで画像化するカメラを展示したイザン(京都市)には、ホテル、ビル、イベント運営、建設業界が来場した。イベント会場の設計、バリアフリーの把握、施工例を立体的に示したい需要があり、画像内で細部の採寸ができることに注目が集まった。「出展者間の交流が盛んで、マッチングイベントのような雰囲気があった」(井上浩二代表)