全国の3割がワクチン接種を終え、18歳以上に拡大へ @カナダ・トロント【5月5日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲4月24日時点でのカナダ各州のワクチン接種状況

アメリカとの国境閉鎖は5月21日まで再延長

 国内では人口の29%以上が、少なくとも1回のワクチン接種を受けた。トロントのあるオンタリオ州では、安定的にワクチンを供給できる状況であることから、接種計画を加速させる。現在は50歳以上が接種対象で、成人の460万人以上が初回の接種を終えた。24日からは18歳以上が、接種の予約ができる。予約は、州のコールセンターと予約ポータルから行う。

 バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、ワクチン接種のために3時間の有給が取得できるよう、労働基準法を改正した。雇用形態を問わず全ての従業員が対象で、家族の付き添いにも適応される。雇用主は、拒否したり解雇したりすることはできない。

 アメリカとの国境閉鎖が、21日まで延長される。夏の旅行シーズンを前に、アメリカ政府は再開を求めているが、カナダ側は慎重だ。封鎖は昨年3月から続いており、トルドー首相は感染拡大の予防に必要であれば、6月以降も延長すると発表した。

 変異株の感染が拡大する、インドとパキスタンからの旅客便は、23日まで入国が停止される。それら以外の国からは、旅行者の入国はできないが、ビジネスや留学、国籍や永住権の保持者、その近親者は入国が可能だ。

▲ロックダウンに反対する抗議活動。密かつマスク未着用で行われた

 トロントでは4月24日と5月1日に、ロックダウンと在宅命令に対する抗議活動が行われた。ロックダウンに反対する組織「No MoreLockdowns Canada」が主導し、参加者はマスクを外し、社会的距離を無視した立ち居振る舞いであった。どちらもオンタリオ州の法律に違反するため、警察は参加者8人にそれぞれ、罰金750カナダドル(約6万7000円)を科したという。州内ではワクチン接種が進み、新規感染者数は減少傾向だ。今回で最後のロックダウンにするためにも、今は自宅で過ごす時間を充実させる方が良さそうだ。

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