在宅時間を有効に過ごすためのウエアや 環境に配慮した製品が注目を集める[口コミ]@ファッション ワールド 東京 秋 後編

  • 2020/11/26

出展者の口コミ、前編はこちら


バイヤーや学校関係者が関心示す

フットマーク(東京都墨田区)

 水着メーカーだが、数年前から中学・高校生向けの通学カバンの製造も始めている。今回は縦型の通学カバンを展示した。従来の横型カバンで問題視されていた、子どもの腰への負担が、このカバンで解消されている。全国の中学・高校の80校で指定カバンとして採用されており、年度内には100校まで伸びる予定だ。

 百貨店や小売店のバイヤーなどから、取り扱いたいという声をもらった。学校関係者も3人来場し、採用を検討したいとの声が寄せられた。3日間で150社ほどが来場した。


名刺交換は30社、カタログは100枚配布

ヨシキ産業(三重県桑名市)

 ベビー・子ども用の帽子製造、刺繍加工などを行っており、認知度向上のために今回初出展した。フェイスカバー付きのベビー帽子や、帽子とおそろいのマスクなどを展示したフェイスカバー付きのベビー帽子は、ベビー用品を扱っている業者から「カバーを付けるという発想がなかった」と注目を集めた。採用には至っていないが、興味を寄せた企業は複数あった。名刺交換は30社ほどで、カタログは100枚配布した。

 他の出展社と情報交換したところ、同様に新たな販路開拓が急務で出展したというところが複数あった。


百貨店のバイヤーや呉服店関係者が来場

丹羽幸(名古屋市)

 和服の素材メーカー。着付けが簡単にできる2ピースに分かれている浴衣を展示した。着崩れしても自分で直すことができ、締め付けもなく長い時間でも身に着けられるのが特徴だ。若者向けの需要が高い商品だが、高齢者向けにも注目されている。気軽に着られることで祭りの日以外でも街歩きに着られたり、子どもの着付けができない親が増えたりしていることも需要が伸びている要因だ。百貨店のバイヤーや呉服店の関係者ら、30社ほどが来場した。帯の生地で作ったマスクも注目された。


漁網をリサイクルした水着に注目集まる

サザンパートナーズ(大阪市)

 水着メーカーで、水着やインナーなどを展示した。アパレル中心に30社ほどがブースを訪れた。漁網をリサイクルした素材で作った水着に目を止める人が多かった。

 今年は外出自粛のため、自宅でヨガなどをする人が増え、ヨガウエアの需要が伸びた。また、部屋着で過ごす時間が増えたため、パットが縫い付けられているインナーの需要も高まっている。

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