出展者の口コミ、前編はこちら

1日50人ほどと名刺交換

ビューティサポー（東京都中央区）

　今回が初出展。島根県の美又温泉の温泉水配合の化粧品をPRした。全国にある直営店と代理店、ネットで販売している。関西での「ビューティーワールド ジャパン ウエスト」が新規顧客獲得につながったので、東京でも出展してみようと考えた。

　名刺交換は1日50人ほど。来場者の多く個人の事業者。ECや海外での展開を視野に入れており、特に中国や東南アジアでEC販売したいというのが大半だ。OEMのニーズもあった。中身は同じでいいので名前だけ変えたいというもので、ネット販売関係からの問い合わせが多かった。対応を前向きに検討している。

今後のマーケティング方法の重要性に気付く

ワンインチ（東京都杉並区）

　大麻草に含まれる成分CBDを使用した製品の輸入、委託加工、販売を行っている。初出展の今回は、CBDを使用した電子タバコ、舌下吸収する食用オイルをPRした。1日200人ほどが来場、そのうち10％ほどと商談につながりそうだ。大手小売店は商品開発部の関係者やバイヤーらで全体の3割、7割は個人のエステやジムはオーナーだ。スタイリッシュなデザインの電子タバコが特に評価された。

　来場者の関心は高いが、必要としている消費者には届いていないのが課題のようだ。どんな効能効果があり、どう使用したらいいかを薬事法に気をつけて伝えなければならない。どうマーケティングを打っていくのかが重要だと感じた。

1日300人分の試食が全てなくなる

協同乳業（東京都中央区）

　10月12日に発売する新商品のPRのために出展した。報道関係者らに紹介してもらうのも目的の1つだ。ブースへの来場者はジム、エステサロンの関係者ら。1日300人分の試食を用意したが、3日間とも全てなくなった。

　来場者は感度が高く、新しい成分のものを探しているようだ。新型コロナの影響により、免疫力につながる食品は注目されている。乳酸菌というキーワードへの需要は高い。ジムの関係者からは会員に配りたい、取り扱いできるのか、セミナーを開催できるかという相談があった。女性向けエステサロン関係者にも受けはよく、狙ったターゲットではないが、反応はよかった。成分以外に、甘み、カロリー、添加物などにも、関心があった。

脱毛ワックスの色のバリエーションに関心集まる

ライコンジャパン（東京都渋谷区）

　オーストラリアの脱毛ワックスの日本総代理店で、今回が初出展だ。来場者の多くは光脱毛を行う小規模なエステのオーナーやスタッフら。まつげサロンの関係者の姿もあった。来場者はそれほど多くなかったので、ゆったりと接客ができてよかった。

　色のバリエーションが来場者の関心を集めた。色と香りが違うだけだが、香りと色で癒されながら脱毛できると思う。注目されたのは、寒色系のメンズ用ワックスや色彩豊かなピンク系の色のワックスだ。光脱毛を行うサロンは、光脱毛は粘膜には使えないため、ビキニラインに使用できる脱毛手段を探していた。まつげサロンからは、顔の脱毛に使いたいという声があった。まだまだワックスは知名度が低く、美容業界の人からの質問も多かった。