ウェブとの連動性や双方向ゲーム機に高い関心[口コミ]@広州遊楽設備国際産業展示 中編
- 2020/10/11
これまでにないコンテンツを求める来場者多い
3Mindwave(香港)
ソフトウェア、コンテンツ、ハードウェアの開発と提供を行っている。業界内部での知名度向上と期待の性能を試してもらうために出展した。ブースには1日100人以上が来場。ゲームセンターのオペレーターやVRセンターなどの関係者が多い。
これまでは射撃やレース系のコンテンツがメインであったが、それ以外のコンテンツ、例えば冒険系、リアル体験型、かわいい子ども向けのコンテンツを求める人が多い印象だ。サーバーの負荷は大きく、インターネット連動が我が社にはまだできていないので、それを指摘されることもある。ゲームに勝利したらプレゼントが吐き出されるシステムも要望された。
ゲームラインナップの充実で一括メンテナンスを求める声も
広州市雄翔動漫科技(広東省広州市)
魚釣り機、水鉄砲射撃、バスケットボールなど、低年齢向け体験型ゲームセンター機器を開発している。1日150~200人ほどが来場。多くはゲームセンターの経営者で、新製品を体験しに来た人が多いようだ。
現在は3~8歳向けの低年齢向けゲームが多いが、それより高い年齢層を対象にしたゲーム、例えばパチンコのようなタイプも含めて、さまざまな種類をそろえてほしいという要望がある。ゲームセンターにそろえる機器を同一のメーカーから購買することができればメンテナンスも1社に頼めばよいので便利であるからという。
遊び方が簡単で面白いものを探す人多い
広州市掌趣電子(広東省広州市)
我が社はアーケードゲームのうち機械類に特化している。彩票機も画面のないもの、機械仕掛けのものに特化。今回はコイン転がしゲームの新製品を展示した。1日200人ほどが来場。ゲームセンター、商業施設などの管理者レベルの人が多い。
遊び方が簡単で、面白いものを探している印象がある。顧客が製品を選ぶのはとても単純で、試してみて面白いか面白くないかのみのようだ。
商談は1日に10~30回
広州華立科技股份(広東省広州市)
IPを取得してアニメキャラクターとコラボしたアーケードゲーム機器を開発している。新しいコンテンツとIP機器をメインに、新しい遊び方と我が社の業界オンリーワンの地位を認知してもらうための出展だ。我が社が日本のIP提携に積極的で、実績も残していることを業界内外に知らしめたい。
ブースには1日に3000人ほどが来場、商談は1日10~30回ほど。これでも少ない方だ。ゲームセンターへの全体的なグレードアップ、有名アニメの製品の導入などの目的で来場している人が多い。
双方向での操作性や面白さを求める来場者多い
広州通利動漫科技(広東省広州市)
フィギュア・人形のUFOキャッチャー、彩票機、機械仕掛けの製品を開発している。パチンコ型彩票機など、新デザインで新しい遊び方のできる新商品をアピールするために出展した。来場者は1日に300~500人ほど。製品には常に新しいものが求められ、代わり映えしないゲームセンターは廃れる。今は双方向での操作性や面白さを求めている人が多い。
1日70~80人ほどが来場
広州不二動漫科技(広東省広州市)
国内向けのUFOキャッチャーなどを扱っている。展示会に出展しているという顧客への宣伝も兼ねた出展だ。1日70~80人ほどが来場した。子ども向けテーマパーク、公園、ゲームセンターなどの関係者が多い。