洋上風力発電が本格化[口コミ]@スマートエネルギーWeek 前編

展示会名:スマートエネルギーWeek
会期:2019年2月27日(水)~3月1日(金)
会場:東京ビッグサイト 全館
主催:リード エグジビション ジャパン
出展社数:1590社
来場者数:6万6579人
構成展示会:太陽電池展、太陽光発電システム施工展、二次電池展、風力発電展、バイオマス展、スマートグリッドEXPO、他

 省エネや再生可能エネルギー、資源リサイクル、スマートシティなどに関する情報が一堂に会する新エネルギーの国際商談展。水素・燃料電池展、太陽電池展、太陽光発電システム施工展など9展で構成される。今回新たに、使用済み太陽光パネルの増加や使用済み車載用電池のリユースとリサイクル問題などを考える資源リサイクルEXPOも加わった。電力、ガス、ゼネコン、投資家、自治体をはじめとした幅広い層が来場した。


風力発電関連の案件増えている

東電用地(東京都荒川区)

 エネルギー関連設備の用地取得に特化している。ブース来場者は、再生可能エネルギーの事業者が中心で、特に風力発電関連の事業者が多かった。

 洋上風力発電でも洋上の用地取得が必要。官庁への申請と、漁業関係者への保証対応などを我が社で行う。

 大阪の展示会と全体的な雰囲気や来場者はだいたい一緒。満足度は高い。名刺交換は1日150枚くらい。


太陽光発電関連の来場者が減った

スワロー工業(新潟県燕市)

 太陽光架台の取り付け金具メーカー。昨年末発売の鳥害対策用パネルに興味を持つ人が多かった。太陽光関連だけでなく、工務店など工事関連の企業の姿もあった。来場者は、オプション部材を求めている。


半分以上が海外の来場者

吹田電気(大阪府吹田市)

 計測機器の製造販売会社。検査評価システムのPRのため出展した。海外の来場者が非常に多く、韓国、台湾、中国の企業と知り合えた。3日間で60~70人と名刺交換をして、半分が海外の人だった。特に目立ったのはEV関連の来場者だ。


業界の盛り上がり感じた

昭和鋼機(名古屋市)

 コンクリートなどの土木資材を一時的にストックするサイロを建設現場に提供している。この技術をバイオマス関連に生かせないかと思って初出展した。再エネ関連の来場者が多いが、我々のサイロの用途を知る人はほとんどいなかった。

 木質チップの定量供給装置のニーズや、センサー付きのタンクが便利など、いろいろなヒントをもらえて手応えは十分。初日朝のテープカットは盛大に行われ、加山雄三さんも参加していた。こういう取り組みがあると、さあ頑張ろうと思えるし、展示会自体が盛り上がる。若手社員の勉強の場になって良かった。次回も出展する予定だ。


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