出展者の口コミ、前編はこちら

産婦人科で流す広告動画システムを展示

中日アド企画（名古屋市）　金子周平さん

　5回目の出展となる広告会社。産婦人科で広告動画を流す「ママ友チャンネル」を紹介した。待合室のデジタルサイネージでCM放送を行うため、ターゲットが分かりやすいのが特徴の広告宣伝方法だ。来場者の多くは広告代理店の関係者。子ども向け商材を扱うメーカーの関係者の姿もあった。情報収集をする人も多い印象だ。　1日80社ほどと名刺交換し、具体的な話になりそうなのはそのうち１割ほど。今回の来場者向けに、ZOOMを使ったオンライン媒体説明会も行うことになっている。媒体特性や活用方法を詳しく説明する予定だ。

1日100社ほどと名刺交換

スマートソーシング（東京都品川区）金子航平さん

　EC支援事業を行っており、今回が初出展だ。ネットショップの業務効率化のクラウドサービスを出展した。複数のネットショップの商品情報を、一括管理できるシステムだ。来場者はEC運営、販促、経営企画、営業などの担当者が多い。新たにECサイトを始めるという企業の関係者も来た。

　名刺交換は1日100社ほど。このうち5%ほどと具体的な話につながりそうだ。基本はBtoCのサイトとの連携だが、来場者からは、メルカリ、minne（ミンネ）、Creema（クリーマ）などのCtoCのサイトとの連携を望む声も多かった。

オンライン集客の需要の高まり感じる

アトムストーリー（東京都港区）　山崎瑞斗さん

　パラパラ漫画ムービーを制作している。ブースに来場したのは着物、ベッドなどのメーカーの所長クラスが多かった。その他はBtoB営業の会社や広告代理店など。2日で100社と名刺交換でき、そのうち5〜6件と具体的な話になりそうだ。

　今年は直接的な販促が出来なくなったという声が聞かれた。店頭で実演販売ができないので、オンラインで集客したいという需要が増えている。そのため視聴者が最後まで見られる動画が求められている。新型コロナの影響で実写の映像を撮るのが難しいという声も聞かれた。パラパラ漫画は制作にあたり、コロナの影響を受けないため関心を集めたようだ。