[口コミ]@LIFE×DESIGN 前編
- 2020/7/7
会期:2020年2月5日(水)~7日(金)
会場:東京ビッグサイト 全館
主催:ビジネスガイド社
出展者数:3100社
来場者数:27万62人(同時開催展含む)
同時開催展:グルメ&ダイニングスタイルショー春2020
大口取引つながりそうな手応え
小森縫製(川崎市)
6回目の出展となるアパレルメーカー。通販が売り上げのメインだが、実店舗とつながりたいと思い、毎回出展している。来場者は家具店やアパレルショップ、雑貨店、通販などの関係者が中心。その他百貨店の催事担当者からも声かけがあった。問屋や商社は少ない印象。今回は、50代からの自然な体型変化に悩む女性のためのファッションブランドを主に展示した。手応えはまずまずといったところ。出展初期に比べ実績がついてきて、大口の取引につながりそうな企業との出会いが増えた。
需要は国産のものづくり
オークヴィレッジ(岐阜県高山市)
オーダー家具を製作、10回以上出展している。来場者は百貨店のバイヤーや地方の家具店の関係者が中心。全国から来ている印象だ。1日に100人ほどが立ち寄ってくれた。来場者の需要は国産のものづくり。国産の木製品として興味を持ってくれる人は多い。国産材、国産のものづくりに需要を感じる。特に来場者が関心を示したのは、カスタマイズ可能な棚だ。店舗で陳列する際も、店舗側で自由にカスタムして訴求できるものが高評価のようだ。今、市場で人気があるのは折り畳みの家具。デスクや小机、サイドテーブル、スツールなど、省スペースにつながるのが好評のようだ。
百貨店やECサイトの関係者と会えた
ヴァーテックス(新潟市)
デジタル家電などの開発・製造・販売を行っている。今回で7回目の出展。来場者は百貨店や小売店、卸、商社がメイン。商品開発や企画担当、またECサイト関係者も増えている。今回は一般雑貨を展示した。来場者が関心を示したのは野菜の塗り絵セット。市場にないもので受けがいいようだ。日本人のバイヤーも日本製を求めている印象。今はインバウンド需要、シニア需要が大きく、その層に受けるのはメイドインジャパンだ。海外では日本製の人気は高いが、シニアの間でも日本製のいいものを長く使いたいという需要がある。今、市場にある多くの家電や雑貨はメイドインチャイナで、価格では勝てない。その差別化として高品質なメイドインジャパン製品を追求している。百貨店やECサイトの関係者と出会えた。感触はいい。
蚊帳素材を使った服に注目集まる
井上企画・幡(奈良県奈良市)
手織麻布・麻小物・麻雑貨を扱う。出展は5回目。来場者は小売店、特に雑貨店関係が多い。50人ほどと名刺交換した。綿や麻の服やバッグ、テーブルウエアをそろえた。来場者は天然素材を求めている。注目されたのは、蚊帳素材を使った服。目の粗い独特な蚊帳生地は、涼しい着心地が特徴。奈良以外では流通しておらず、関心を示してくれたようだ。