中国人バイヤーは減少[口コミ]@東京インターナショナルギフト・ショー 後編
- 2020/6/30
葬儀会社からの引き合いが
ミュールミル(名古屋市)
20回以上出展している花器やプランターのメーカー。出展の最大の目的は新規顧客開拓だ。植木鉢と花器をメインに展示した。主に園芸店やフラワーショップ、インテリア企業の関係者が来場した。 来場者の需要は市場にない新しい商品なので、毎回、デザイン性に富んだ花器を新作として展示している。建築業界以外にも、ホテルのインテリアやショールームなどで採用してもらえたらと考えている。意外な需要としては葬儀会社からの引き合い。花を飾る花器のデザインにこだわる葬儀会社が増えているようだ。今回の手応えはまずまず。葬儀業界でも市場を開拓したい。
エコ新商品への注目度高い
城北商会(東京都荒川区)
各種パッケージを製造・販売しており、30回以上出展している。包装資材はどの業界でも必要なので、この展示会とは相性がいい。来場者はイベント関連やグッズ販売などの関係者が中心。平袋やのり付け袋、透明のクリアヘッダー袋などさまざまなパッケージを求めている。関心は環境への配慮だ。今回は環境にやさしい植物由来のフィルムを使用したエコ新商品への注目度が高かった。
初出展で注目度の高さ感じた
共栄工業(千葉県野田市)
洋傘、レインコートの製造・輸入・卸売。特殊な傘の特許を取ったので試しに初出展した。主な来場者は百貨店や雑貨店のバイヤー。通常傘の扱いはホームセンターが中心だが、百貨店や雑貨店と取引したいと考えた。エコ素材の傘に関しては、海外で販売可能かという海外バイヤーからの問い合わせもあった。多くの業界の人と出会えて満足。認知につながり、これから取扱店を増やしたい。1日70~80人と名刺交換できた。
前回の1・5倍ほどの来場者
小泉ライフテックス(大阪市)
インテリア雑貨、テキスタイルの企画を行っている。15回目の出展になる。今回は最近力を入れている一般雑貨を中心に展示した。来場者は大手雑貨店のインテリア担当者や、ロードサイドの家具店の関係者らが中心。来場者の需要は新しいもの、見たことがないもの。雑貨に関しては特にその傾向が強い。関心が集まったのはここ1~2年で大ヒットしている手持ち扇風機。今回は新型コロナウイルスの影響で来場者は少ないと予想していたが、むしろ増えている印象。前回の1・5倍ほどの人が来場してくれた。1日50~60人ほどと名刺交換できた。