馬油シャンプー越境ECで売り上げ倍増【海外展示会挑戦記】

 
  • 2020/4/16

コスメステーション(大阪市)
@ China Beauty Expo(上海)、cosmobeaute(インドネシア)、国際化粧品展、JAPANドラッグストアショー

▲最盛期は月間40万本売れたという馬油製品

 化粧品メーカーのコスメステーション(大阪市)は2016年に海外展開を始めた。中国越境ECが本格化したことをきっかけに馬油を出品し、日本製人気の追い風を受け、シャンプー、コンディショナー、ボディソープの売り上げが急増した。最盛期は月間40万本を売った。「中国と日本の市場は違いすぎる。市場規模は人口比率の10倍まではいかないが、体感的に4倍くらいのイメージ」(藤城智弥さん)

 越境ECは国家食品薬品監督管理局(FDA)の承認を取得せずに販売できたが、規制がかかることを見越して2年前に登録をすませた。それをきかっけに中国・上海の「China Beauty Expo」とインドネシア・ジャカルタの「cosmobeaute」にも出展した。

▲「海外市場を切り開き、同業他社が海外市場に参入しやすい道を作りたい」と話した藤城智弥さん

 国内でも「国際化粧品展」「JAPANドラッグストアショー」に出展し、ウェブを通じて海外バイヤーとつながり、中国、香港、台湾、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、マレーシア、シンガポールと東南アジア全域に流通網を拡大し、アメリカ、オーストラリア、ロシアの一部にも販路を開拓した。

 年商17億円の6割を海外が占める。中国越境ECに着手する前は海外売り上げが一切なく、年商は10億円に満たなかった。今、中国の売上に陰りが見え、インドネシアでの拡大を狙う。「インドネシアには2億6千万人が生活し、開発途上国としての勢いもある。中国に次ぐ大きな市場になりえる」(藤城さん)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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