実店舗のデジタル化に関心[口コミ]@ネット&スマートフォン・コマース 後編
- 2020/3/29
- IT・情報処理, ナノオプト・メディア, 流通・EC・店舗, 関東甲信
他ジャンルの来場でアイデア得た
フルカイテン(大阪府大阪市)
サービスを開始したばかりのアパレルの在庫問題解決に特化したシステムをアピールした。ECサイト関連、小売店が集まる展示会には全て参加しようと考えている。10社強と話をすることができ、うち2割が商談につながりそうだ。マーケティング関連の担当者は、売り上げ増加につながる話を求めていた。
ジャンルは違うが、スーパーの来場者もいた。廃棄コスト問題が深刻で、賞味期限があるものに対応できるかという相談だった。現時点では対応できないが、SDGsの流れに合致するので、来年か再来年には発表につなげたい。
セミナー好評
Nint(東京都新宿区)
ビックデータとAIを使って、大手通販サイトの流通を把握するシステムを出展した。前回はブース出展だけだったが、今回はセミナーも開催した。前回出展時には実際の注文につながり、費用対効果がよかったので、2回目の出展に踏み切った。
ECサイトを持つ企業やメーカーが来場し、10社ほどと名刺交換に至った。セミナーにはネットでの戦略に課題を抱える会社から100人ほどが参加した。反響は大きい。
10社と商談継続の可能性大
インサイトコア(東京都港区)
店舗を持つ企業の顧客管理をアプリ、ITを活用して支援する。今回は2018年にサービスを開始した定額課金(サブスクリプション)アプリを展示した。外食の販促担当者、マーケティング担当者ら社超がブースに訪れ、そのうち2割ほどと商談につながりそうだ。セミナーも好評で、次回も積極的に出展したい。
顧客のリピートにつなげるには、割引クーポンの配布といった、体力勝負のプロモーションには限界があり、サブスクリプションのサービスは理にかなっている。集客策の1つとして注目され、手応えを感じた。これからの普及が期待されている。
実店舗だけではなく、ECサイトでもサブスクリプションサービスの利用を考えているなどの声もあった。
来場目的はセミナーと情報収集
来場者の声(カード会社の経営企画担当)
セミナー目的で来場した。テクノロジーを使った、リテールにおけるユーザー行動の追跡システムと、それに伴う分析や広告コミュニケーションの方法を探している。
自社で利用すると同時に、他社への提案も行っており、今回はその情報収集も兼ねていた。会場で参考になりそうなサービスを見つけることができた。
Japan IT Week
2020年4月8日(水)~10日(金)
@東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン
販促EXPO(JapanマーケティングWeek内)
2020年6月24日(水)~26日(金)
@東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン
外食ビジネスウィーク
2020年9月24日(木)・25(金)
@東京ビッグサイト 青海A・B
主催:外食ビジネスウィーク実行委員会