健康志向高まり来場者層変化[口コミ]@BioJapan 前編

  • 2020/2/20
展示会名:第21回 BioJapan 2019
会期:2019年10月9日(水)~11日(金)
会場:パシフィコ横浜
主催:BioJapan組織委員会、JTBコミュニケーションデザイン
出展者数:974社(その他パートナリング参加企業339社)
同時開催展:再生医療JAPAN、healthTECH JAPAN

 医薬業、健康産業などの関係者が集まる「BioJapan」。来場者は医薬品・健康・美容メーカーおよび関連商社。従来は医薬、製薬業界の来場が多かったが、健康志向の高まりから、付加価値のある機能性商品が求められる傾向が強まり、食品メーカーもバイオ技術を取り入れようと積極的に来場していた。


美容・健康業界の来場者が中心

ロジック(京都府宇治市)

 海藻に含まれているフコクチンサンに着目して、立命館大学と共同で開発したアトピーや光老化に効果がある化粧品の製造販売を行う。今回が初出展となる。ブースを訪れるのは、美容・健康業界の関係者ら。新規開発および共同開発先の開拓、OEMを含む商品化済み化粧品の納入先開拓が出展の目的だ。現在は、20社ほどの皮膚科クリニックやエステサロンに納入しており、そのうちの5社からOEMの製造を請け負っている。


研究用マウスに関心大

ジーピーシー研究所(鳥取県米子市)

 今回が初出展。遺伝子を組み換え、特定の箇所だけに反応する細胞「オーダーメイド遺伝子細胞」を持つマウスを取り扱う。遺伝子改変細胞の作製、および、試験結果分析の発注元を開拓することが目的だ。試験したい項目に合わせて遺伝子を操作したオリジナルの細胞を作るため、マウスを殺さず複数の試験片を作成できる。製薬会社の新薬開発研究担当からの問い合わせが多い。機能性商品を製造する食品、美容メーカーから問い合わせが増え、製薬会社以外の領域にも販路を広げている。


展示工夫し関連性伝える

メディサイエンス・エスポア(川崎市)

 川崎市の招待で横浜・川崎パビリオンに出展し、健康サポート商品を展示。主に酸素補給水や酸素ミスト吸引スティックを紹介した。従来は、疲労回復によいことから、プロスポーツ選手やスポーツジムで使われていたが、昨今の健康志向より大手美容エステサロンや、一般消費者向けにも販売する。美容や健康の維持と酸素の関連性が分かるよう、酸素が血流の流れにいかに変化を与えるかを確認できるよう、展示を工夫した。

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