拡大する半導体ニーズ [口コミ]@SEMICON Japan 前編

 
  • 2019/1/25
展示会名:SEMICON Japan
会期:2018年12月12日(水)~14日(金)
会場:東京ビッグサイト 東1~5
主催:SEMI
出展者数:752社(2017年)
来場者数:5万2865人

 半導体製造の全工程における技術や装置、材料を網羅する。2017年の開催レポートによると、来場者のうち38%が技術者および技術関連管理者、24%が研究開発で、技術関係の来場者が多く、61%が購買決定に関与している。また外国からの来場者も多く、韓国や台湾、中国など41の国と地域から来場している。半導体の需要の主力はPCやスマホから、電気自動車(EV)、家電、医療機器、建築関連など生活に関するあらゆる分野に拡大しており、技術を全般的に把握できる展示会のニーズが高まっている。

素材メーカーの来場目立った

日本分光(東京都八王子市)

 分析機器の展示で毎回出展している。セミコンで出会うのは素材メーカーや電機メーカーなど多様な業種の担当者。特に今回は素材メーカーが目立った。展示会はどういう業界が我が社の機器を導入しているのかを再認識する場でもある。


バッテリー業界の反応良し

半導体エネルギー研究所(神奈川県厚木市)

 省電力につながる酸化物半導体をメインに展開している。シャープのディスプレイ「IGZO」にも採用されている。

 今回、省力化のバッテリーも展示したところ、特にバッテリー業界の担当者と有意義な話ができた。かなりニッチな業界だが、酸化物半導体をスタンダードにするべく展開している。半導体市場全体の1%にも満たないが、特にディスプレイとの相性がいいので、スーパーハイビジョンの8Kに対応できるディスプレイの分野で伸ばしたい。半導体メーカーの出展は減ったと感じる。


大手装置メーカー戻ってきた

D-process(神奈川県大和市)

 ブースを訪れた来場者は半導体、電子部品、デバイスメーカーなどが多い。半導体製造で接着層を設けずに接合する工程があるのだが、その常温接合についての問い合わせが7割くらい。その部分だけ外注したいという声が多かった。

 セミコンは派手な感じがなくなってきた気がする。一昔前は半導体メーカーや装置メーカーが大小間ブースで出展し、コンパニオンもたくさん起用して、とにかくにぎやかだった。

 とはいえ今年は半導体装置メーカー大手の東京エレクトロン、東京精密、ラムサーチなどの出展があり、一時の沈んだ感じから業界全体が活況を取り戻しつつあるような印象も受けた。


出展者の本気度低下した

イワキ(東京都千代田区)

 展示会は年間10回以上出展している。顧客は装置メーカーがメイン。今回は韓国や台湾といった海外からの来場者が増えた印象だ。

 昔のセミコンは各社が最先端技術をアピールする場だった。最近は企業が最先端技術を秘密にする傾向が強く、どこもあまり表に出さない。このためイベントも新製品をPRする場というよりは、お祭り的なイメージが強くなり、セミコンは業界内での重要度が下がった気がする。


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