出展・来場とも外国勢多い[口コミ]@FOODEX JAPAN 後編

出展者の口コミ、前編はコチラ


納豆文化の広がり感じた

大一ガス(愛媛県松山市)

 母体はガス会社だが、食品も手掛けている。今回出展した納豆は90%が輸出。内訳は米国40%、香港25%、タイ、オーストラリア、EUと続く。商品は国内向けとほとんど同じで、輸出用に味を変えているわけではない。取引のないカナダやロシアのバイヤーと出会えた。

 納豆ブームで、大手メーカーは海外に製品を回せない。我が社は、海外からの注文に柔軟に対応できるのが強み。欧米では現地在住の日本人やアジア人がメインだが、現地の人たちにも浸透しつつある。


異業種に出展も苦戦

サンユー印刷(新潟県三条市)

 輸出入の際に使われる遮熱材を提案した。小規模事業所の経営層は目立つのだが、実際に話がしたい物流部は少ない。物流系の展示会は競合が多いので、あえて食品系に出展したが、なかなか厳しい。

 夏場が暑くなっているので、製品を熱から守りたいニーズが増えている。物流の暑さ対策は必須である。


ラムネの人気海外バイヤーも

ハタ鉱泉(大阪市)

 ラムネ生産量日本一で40カ国に輸出している。国内外の売上比率は半々くらい。大阪にしか拠点がないので、海外の客が来るこの展示会はありがたい。

 ラムネが海外で人気になったのはこの5年ほど。容器の開け方が面白いと言われる。ビー玉が入ったラムネの瓶は100年以上前にイギリスで生まれたらしいが、現在、製造しているのは日本だけ。海外のバイヤーにとっては珍しいようだ。

 以前出展した「日本の食品輸出EXPO」は主催者が通訳を紹介してくれるなど、出展者の輸出を成功させたいという思いが伝わってきたが、「FOODEX」は、言語の問題は出展者に一任していると感じた。


日本酒ニーズの高まり感じる

味ノマチダヤ(東京都中野区)

 日本酒・焼酎を扱う酒屋で、国内外にPRするため数年ぶりに出展。来場者層は国内7割、海外3割くらいだった。

 国内では、日本酒ならば口当たりの良いものが好まれる。アルコール度数の低い商品も人気だ。焼酎はアルコール度数25%のものが多いが、蔵元に依頼して度以下のものを造ってもらっている。

 海外は、フルーティで味わい深いものを好む傾向にある。日本酒は海外で国内の3~4倍の価格で販売されることも多い高級酒。和食ブームに乗って飲む人が増えている。最近は中国でも日本酒は人気だ。

出展者が挙げた競合展示会
ファベックス
2019年4月17日(水)~19日(金)
@東京ビッグサイト 西1~4
主催:日本食糧新聞社

居酒屋産業展(外食ビジネスウィーク内)
2019年8月27日(火)~29日(木)
@東京ビッグサイト 南1~4
主催:外食ビジネスウィーク実行委員会

日本の食品輸出EXPO
2019年11月27日(水)~29日(金)
@幕張メッセ
主催:リード エグジビション ジャパン

スーパーマーケットトレードショー
2020年2月12日(水)~14日(金)
@幕張メッセ
主催:(一社)全国スーパーマーケット協会

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