高齢者支援サービスの情報集まる[口コミ]@東京ケアウィーク 後編

出展者の口コミ、前編はコチラ


手軽に調理できる食品が人気

名阪食品(奈良県桜井市)

 介護現場の「刻み食」に替わる、見た目はそのままのやわらか食ブランド「そふまる」を展開している。おかずのみの提供だが、ご飯や副菜も含めたセットで求める人が多かった。ただ、介護現場は1日の食事代が決まっているので、金額面で折り合いがつかないケースもあった。

 従来は施設で調理するケースがほとんどだったが、介護業界は人手不足が深刻化しているため、冷凍食品のニーズが高まっている。在宅介護の現場も同様だ。自分で作ると1時間くらいかかる刻み食を、電子レンジを使って1~2分で調理できると喜ばれている。


行政関係者と濃い話できた

コプラス(東京都渋谷区)

 「超高齢社会のまちづくり展」に出展。今回はファスティング(断食)をする旅館の紹介などをしている。

 来場者は介護関連だけでなく、鉄道関連や地方自治体の方とも出会えた。特に興味を持ってくれたのは、町おこしのアイデアを探す行政の地方創生担当者などだ。行政担当者は情報収集に余念がないという印象を受けた。地方の町は、どこも「人を呼ぶ」というのが課題となっている。箱モノを造っても人が来る時代ではない今、求められるのはコミュニティの形成だ。そうすれば、都会から来る人もなじみやすくなる。一日のブース来場者は110人くらいだ。


介護記録の効率化にニーズ

シスラボ(東京都豊島区)

 介護施設向けのシステムを提供している。今回は、介護業界で働く外国人労働者向けの文章作成サポートシステムをPRしたかったが、対象にしている訪問介護や通所デイサービス関連の来場者は少なかった。

 業界の課題は人手不足。外国人の採用が増えているが、言語が問題になる。外国人スタッフの教育に悩む来場者は多い。業界のトレンドはAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、センサーなどを利用しての介護記録の業務効率化だ。


見守りの「見える化」進む

平和テクノシステム(静岡県沼津市)

 この展示会は他に比べて具体的な案件が多く、内容が濃い。来場者も、施設オーナーなどの決定権者がほとんどだった。

 ナースコール業界に参入したのは8年前。業務用電話、PHS、ネットワークカメラ、電気錠、自動ドア、防犯機器などをひとつの制御装置で管理できるトータルシステムを開発した。

 最近のトレンドは、すべてが一体化したナースコールのシステムを病院や介護施設など建物全体で制御すること。建物全体を連動させるので、見守りの質が高くなる。モニタ一つで各部屋の情報を把握できるし、建物内の温度調節もタッチ一つでできる。要するに見守りの「見える化」だ。

出展者が挙げた競合展示会
バリアフリー展
2019年4月18日(木)~20日(土)
@インテックス大阪
主催:社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会・テレビ大阪・テレビ大阪エクスプロ

ケアテックス関西
2019年10月9日(水)~11日(金)
@インテックス大阪
主催:ブティックス

HOSPEX Japan
2019年11月20日(水)~22日(金)

@東京ビッグサイト
主催:(一社)日本医療福祉設備協会(一社)日本能率協会

統合医療展(ケアショー・ジャパン内)
2020年1月28日(火)・29日(水)
@東京ビッグサイト 青海展示場
主催:UBMジャパン

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