スーパーフードの出展社が増加[口コミ]@健康博覧会 後編
- 2019/2/25
- 健康博覧会, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
病院・介護施設の関心大
ジーエム(東京都板橋区)
防災用品のメーカーで、健康器具としての出展は初めて。韓国製の逆立ちマシンを展示した。逆立ちで血行を良くして、全身の筋肉をほぐすのが狙いだ。
病院関連、介護施設関連の方を中心に興味を持ってもらうことができた。整骨院や、ライザップの担当者もいた。今回5台ほど受注できた。一般企業の福利厚生などにも導入してもらいたい。
この展示会は外国人が多く、特に中国人が多かった。今は、中国で日本製の製品が人気なのだと思う。ブース来場者は3日間で1000人くらいだった。
省スペースの健康機器が人気
洋也(大阪府泉大津市)
輸入商品のネット販売からリアルな流通経路への進出を検討していたので出展した。卸売りなどとの出会いがあり、販路の開拓など具体的な話ができたのは良かった。
顧客のニーズは、「ながら運動」ができる商品と「時短」。テレビを見たり、音楽を聴いたりしながら、手短にできるものがはやっている。10分間、振動マシンの上に立つだけで、体が揺れて刺激を受けて体が引き締まる製品が売れ筋だ。
単身者が増える中、よりコンパクトな商品が求められている。昨年最も売れた健康器具は「スクワットマジック」という新聞紙一枚分のスペースがあれば使用可能なエクササイズマシンだった。
中国メーカーから受注獲得
澤田酒造(奈良県香芝市)
初日は中国、韓国、台湾など外国人の来場者が多く、中国の健康食品メーカーからOEM受注が決まった。健康食品の分野の人気が高く、我が社もこの10年で急速に伸びている。来場者の多くも、新たな付加価値を求めているが、食品に付加できる機能は出つくした感があり、差別化は難しい。
3割が海外からの来場者
ユニカ食品(東京都渋谷区)
カルシウムの開発・製造を手がける。ブース来場者は日本人が7割、外国人が3割。原料商社や食品メーカーの姿が目立つ。特に中国からの来場者が多かった。カルシウムの原料は(規制のため)直接中国に送ることができないので、越境ECを介して仕入れたいという。他にも原料を扱いたい、輸出したいなどの声をかけてもらい、手応えを感じた。
初出展で意外だったのは、マタニティ関連の商品に興味を示す来場者が多かったこと。かつての売れ筋商品を、改めて売り出すチャンスかも。名刺交換は3日間で約400枚だった。
グルメ&ダイニングスタイルショー
2019年2月12日(火)~15日(金)
@東京ビッグサイト 東3
主催:ビジネスガイド社
スーパーマーケット・トレードショー
2019年2月13日(水)~15日(金)
@幕張メッセ全館
主催:スーパーマーケット・トレードショー実行委員会
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
2019年8月21日(水)~23日(金)
@東京ビッグサイト 南棟
主催:一般社団法人 大日本水産会
沖縄大交易会
2019年11月14日(木)・15日(金)
@沖縄コンベンションセンター、宜野湾市立体育館
主催:沖縄大交易会実行委員会