切り口の幅広がるIT専門展[口コミ]@Japan IT Week 秋 後編
- 2018/11/25
- IT・情報処理, Japan IT Week, RX Japan(アールエックス ジャパン), 幕張メッセ
セキュリティ需要に陰り
テクノル(青森県八戸市)
ネット向けのセキュリティ製品を手掛ける。事務機器関連企業の販社を開拓したくて出展した。用意したカタログ350部がさばけて、名刺は250枚くらい交換できた。
セキュリティの需要自体は以前に比べて弱くなったように感じた。一昔前は標的型攻撃やランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)などの問題があったが、ここ1年ほどは落ち着いている。
人手不足解消ニーズを感じた
JCCソフト(新潟県上越市)
技術者を効率的に配置する人手不足対応システムを展示したところ、狙い通り、大手・中小ゼネコンのシステム担当者を集客できた。初出展ながら目標の250人を超える来場者と名刺交換でき、手応えを感じたので、さっそく来年開催の「春」にも申し込んだ。どれだけ成約につながるかが楽しみだ。
春よりも決裁権者が多い
ディーポ(北海道札幌市)
SEO対策で出展。情報収集の担当者が多く来場する春よりも、秋の方が決裁権を持つ方が多い印象だ。販売代理店契約をしたいというオファーもあった。
昨年よりも東京以外の人が多く全国から来場していた。名刺はざっと300枚。
ウェブマーケティングに興味を持つ人増えた
Core(東京都港区)
ここでは客層が多岐にわたりすぎていて、ウェブマーケティングに関心を持つ人を探すのが難しかった。地方からの来場者も目立ったが、今のところ都内の顧客しかフォローしていないので、その点も当社には微妙。
とはいえ、ウェブ広告の効果が薄れ始める中でウェブマーケティングの必要性を感じている来場者は多かった。リードは約3000件で、受注につながるのは0.5%だが、費用対効果では十分プラス。
来場者との相性は「アドテック東京」の方が良かった。
3日間でリード5000件
サイバーセキュリティクラウド(東京都渋谷区)
セキュリティソフトで初出展した。「ウェブセキュリティをしたいが何をしていいか分からない」という企業の担当者が多数ブースに訪れた。サイバー攻撃の脅威が高まる中、対策を検討する企業のニーズが高まっていると感じた。
展示会への出展自体が初めて。9小間という大きな枠でスタッフ15~20人、コンパニオン7人を配した。3日間で5000件のリードを獲得でき、予想外の盛況ぶりに満足している。
アドテック東京
2019年11月27日・28日
@東京国際フォーラム
主催:コムエクスポジアム・ジャパン