海外から4000人[口コミ]@日本の食品輸出EXPO 前編

 
  • 2018/11/14
展示会名:日本の食品輸出EXPO
会期:2018年10月10日(水)~12日(金)
会場:幕張メッセ
主催:リード エグジビション ジャパン
共催:日本貿易振興機構(JETRO)
協力:農林水産省
出展者数:548社
来場者数:1万4697人
併催:ドリンクジャパン

 食品輸出に特化した展示会で、80カ国のバイヤーと日本の貿易商が一堂に会す。海外進出を目指す食品メーカー・商社の出展が多い。

 政府は2019年に農林水産物・食品の輸出額を1兆円にするとの政府目標を掲げており、振興に力を入れる。今回も日本貿易振興機構と農林水産省の協力の下、海外から約4000人のバイヤーが参加、出展者も前回の304社から548社に増えた。

 アジアの国はもちろん、オイルマネーで急成長するアゼルバイジャンからバイヤー30人が訪れるなど、さまざまな国の関係者が来場した。


意外な海外需要が見えた

日本罐詰 (北海道河西郡)

 目立ったのは台湾、香港、シンガポールからの来場者で、中でも台湾人が多かった。カタールのバイヤーが枝豆を求めていたり、タイのバイヤーがデザートのトッピング用にコーンを探していたり、海外からの意外な需要を知ることができたのは収穫だ。パッケージを海外向けに用意した。


体制整備が課題

ヒラオ(大阪府寝屋川市)

 スモークサーモンの製造販売をしている。来場者で目立ったのはシンガポール、香港、中国。またカナダ、米国、デンマークなどから引き合いがあった。意外だったのは、アゼルバイジャンからの来場者が結構いたことだ。

 初出展だが100人くらいと出会うことができ、中国、シンガポール、タイのバイヤーから受注する見通しだ。

 ただ、初めてのことで、海外バイヤーとの取引は直接はできず、国内の商社を通す必要がある。自社だけで対応が完結するよう、体制を整える必要があると感じた。


海外メーカーから引き合いも

ヘンタ製茶(鹿児島県霧島市)

 ブースへの来場者は台湾が一番多く、フランス、イギリス、インドネシアなどからの来場者もよく見かけた。

 小売りだけでなく、海外の菓子メーカーからの引き合いも多かった。90枚前後名刺を交換して、5分の1くらいは良い商談ができそうだと期待している。また国内の出展者との商談も成立し、約500万円の売り上げが立った。

 「FOODEX JAPAN」と雰囲気は似ているが、今回はお茶パビリオンとしてお茶メーカーでブースを固められてしまったので、やりづらい部分もあった。


各国輸出入の実情知ることができた

友田セーリング(鳥取県境港市)

 来場者は中国、シンガポール、台湾、香港、タイなど東南アジアの人が圧倒的に多く目立った。他にカナダ、ウクライナ、エジプトの人とも名刺交換することができた。

 輸出専門の展示会なので、他に比べて客層が全く異なる。水産品はそれぞれの国によって輸出できる品目、できない品目に違いがあり、そのあたりの正確な情報を知ることができて良かった。海外のバイヤーと日本の貿易商、合わせて200人と出会えた。一定の手応えを感じているが、これからが本番だ。


海外バイヤーの反応を調査

日本コーンスターチ(東京都港区)

 トウモロコシ、デンプンなどの製造販売を手がける。台湾、上海、香港のバイヤーと良い話ができた。日本人も含めて100人ほどのバイヤーと知り合えた。

 我が社は輸出実績はないが、海外展開に向けて海外バイヤーの反応を知りたかったのでよい機会になった。

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