昭和電機 柏健の年間100回出展日記⑪

▲昭和電機(大阪府大東市)柏木健作社長(45)

昭和電機 柏健の年間100回出展日記⑪

第1回 レンタルバイクの耐久レース
第2回 「いいおじさん」が集まるレース
第3回 知ってもらおうプロジェクト
第4回 バス釣り業界を抑える
第5回 ツインリンクもてぎへようこそ
第6回 1200人集まりはしたけれど…
第7回 プロモーションの狙いは一体感の共有
第8回 向こうから来る仕組みづくり
第9回 タイの営業支えるブログ
第10回 コツをつかむのに3年かかった

第11回 読ませたい相手に合わせた言葉選び

ブログは検索される言葉を想像しながら、書きました。例えば、私はタイのことを「タイ国」と書きます。「タイでは」とか「タイ王国で」と書くことはありません。これは、日本におけるタイの表記がことごとく「タイ国」だったからです。

また、携帯電話の番号を文中に記載するように変えました。日本では固定電話がオフィシャルで、企業の問い合わせ窓口が携帯電話番号だと信用を失いかねませんが、タイ人の間では、固定電話がオフィシャルなものであるという認識がまるでないのです。携帯電話は個人の電話というよりも、無線の電話というふうな認識です。こういったタイ人の感覚をつかむのにも、それなりの時間を要しました。

今年の4月から更新を現地の社員に任せ、タイ語と英語中心の文章に変えたのは、ずばり読ませたい相手が変わったからです。今は、現地の工場で要職に就くタイ人や他国から進出してきた方々を狙っていますので、日本語よりもタイ語や英語の方が都合が良いのです。

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昭和電機(大阪府大東市)
柏木健作社長(45)
工場などで使用する集じん機や送風機などを製造する昭和電機(大阪府大東市)の代表取締役、兼、営業本部長。広報、営業、市場調査を兼ね、年間100件以上のイベントに参加する。展示会は40件程度で、ロードレースやバスフィッシングなど、参加イベントも多種多様。創業から68年目、社員数は211人、年商は80億円。国内で4工場11営業所、タイ、韓国、台湾に拠点を置く。

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