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- 医療インバウンド 日本で医療サービス受けたい外国人たち
政府が10年に発表した新成長戦略をきっかけに医療目的で来日する外国人が増加している。入院や複数回通院するため6カ月以上滞在する外国人向けの「医療滞在ビザ」 は制度化から6年で発行数が19倍になった。
信用できて安心感がある日本ブランドの医療サービスに、中国を中心に富裕層が拡大するアジア各国で医療インバウンドが拡大している。
外国人患者に対応する専門部署を設けたり、褒賞旅行のパッケージに検査を組み込んだり、VIPに接待のメニューとして人間ドッグを使用したりと医療機関でも様々な取り組みを行なっている。
医療インバウンドの取り組みをまとめてご紹介。
【目次】
1、信用できて安心感がある日本ブランドの医療サービス 医療渡航者が増加
2、医療インバウンドの専任エージェントで医療渡航者拡大
3、外国人の患者の受け入れ体制を整え医療インバウンドを拡大
4、医療インバウンド強化 黒字化に動く病院
5、褒賞旅行のパッケージに検査を組み込み「検診と旅行セット」で200万円のツアー
1、信用できて安心感がある日本ブランドの医療サービス 医療渡航者が増加
簡単に言うと・・・
・政府が10年に発表した新成長戦略をきっかけに医療目的で来日する外国人が増加
・海外の富裕層の間で評判を得るには、口コミが有効
・医療渡航者の費用不払いはほぼなし!事前に検診や治療の内容を確定させ、高額な費用は事前に受け取り
・海外の富裕層の間で評判を得るには、口コミが有効
・医療渡航者の費用不払いはほぼなし!事前に検診や治療の内容を確定させ、高額な費用は事前に受け取り
2、医療インバウンドの専任エージェントで医療渡航者拡大
簡単に言うと・・・
・医療渡航支援企業が医療渡航者を国内の病院につなぎ、言語、輸送、医療費支払いなどの業務をサポート
・外国の取引先のVIPに接待のメニューとして人間ドッグを使用
・外国の取引先のVIPに接待のメニューとして人間ドッグを使用
3、外国人の患者の受け入れ体制を整え医療インバウンドを拡大
簡単に言うと・・・
・入院や複数回通院するため6カ月以上滞在する外国人に発行される「医療滞在ビザ」 制度化から6年で19倍に増加
・外国人の患者に対応する専門部署を設け、専従者が英語、中国語、ロシア語で対応
・外国人の患者に対応する専門部署を設け、専従者が英語、中国語、ロシア語で対応
4、医療インバウンド強化 黒字化に動く病院
簡単に言うと・・・
・日本の医療機関に対する信用が高く、富裕層が拡大する中国を中心に医療インバウンドが拡大
・ウェブサイトでも周知を徹底 旅行者の増加とともに増加する急病人を積極的に受け入れ、収益性を高める
・ウェブサイトでも周知を徹底 旅行者の増加とともに増加する急病人を積極的に受け入れ、収益性を高める
5、褒賞旅行のパッケージに検査を組み込み「検診と旅行セット」で200万円のツアー
簡単に言うと・・・
・地域で医療ツーリズム客を獲得に向け集客の仕掛けや宿泊施設の用意
・各自治体で検査、治療、予防医療、リハビリのどれを柱に据えるのかを明確にし、医療ツーリズム事業を立ち上げ
・舞妓とお座敷遊びをする観光と組み合わせたツアー 1人当たりの費用は約200万円(うち検査費用は50万円程度)
・各自治体で検査、治療、予防医療、リハビリのどれを柱に据えるのかを明確にし、医療ツーリズム事業を立ち上げ
・舞妓とお座敷遊びをする観光と組み合わせたツアー 1人当たりの費用は約200万円(うち検査費用は50万円程度)
◆医療渡航支援企業
・ジェイティービー(東京都品川区)
・日本エマージェンシーアシスタンス(東京都文京区)
日本で検診や治療を希望する海外の医療渡航希望者と、外国人に対応する日本の医療機関をつなぐ事業者。
国内外で多数が活動するが、経済産業省の外郭組織、(一社)メディカルエクセレンスジャパン(MEJ)が認可しているのはジェイティービー(東京都品川区)と日本エマージェンシーアシスタンス(東京都文京区)の2社のみ。