大田区「加工技術展」開催 「町工場の技術を全国へ」

▲約4000件の商談が行われた

7日、大田区産業プラザにて「第10回大田区加工技術展示商談会」が開催された。主催は(公財)大田区産業振興協会(東京都大田区)。2012人が来場した。

同展はモノづくり企業が多数存在する大田区の技術力にPRすることを目的に、年に1回開催されているイベントだ。来場者は大手企業の調達担当者などで、約4000件の商談が行われたという。

出展企業は100社・2団体に上り、そのうち従業員9名以下の企業が55社を占めた。特に多いのは金属除去関連の技術を持つ企業で40社。そのほか、整形技術や非金属除去、表面処理などの加工技術関連企業がほとんどだった。

大田区産業振興協会の地域型産業推進課・奥田耕士課長は「中小製造業が集積する大田区内には、少人数ながら高い技術力を持った企業がたくさんある。しかし、その技術をビッグサイトなどの大きな展示会でアピールしたくても、人数的・金銭的な問題で出られない企業も多い。そこでこのイベントでは、どちらかというとこれまで展示会に縁のなかった、かつ高い技術力を持つ企業を中心に出展してもらっている」と話す。

当日は特別講演として、シリコンバレーを拠点に電気自動車関連商品を扱うテスラモーターズの日本法人社長による「世界が注目する世紀の自動車企業」、富士通(川崎市)のシニアマネージャーによる「AIを活用したものづくりの今後」などが行なわれた。また、出展企業の数社に対し、約20分間のプレゼンテーションの時間も設けられた。

「ここでの商談を通じて業績を上げ、将来的にはビッグサイトのイベントに出てほしいという思いもある。町工場の力をアピールする場として、今後も中小企業のモノづくりを応援してしていきたい」(奥田課長)


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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