インフルエンサーと組む前に読む16のトピックス⑭

  • 2018/6/26

語り手
boost株式会社(東京都港区) 辻 幸範 社長

バンタンデザイン研究所中退後、ブランドプロデューサーの加藤信之氏に師事しアパレル、WEBサービス、各社のブランド構築に関わる。株式会社テクサの企画担当。


第十四回 SNSマーケティングの始め方2

インフルエンサーマーケティングは、ニッチです。

 マスメディアと異なり、インフルエンサーは他とは違うことが期待されます。テレビで紹介していないものや、自分のファンだけが望みそうな動画、コンテンツを作ります。

 コンテンツ制作は、インフルエンサーに自由にやらせましょう。表現について制限をかけるのは得策ではありません。インフルエンサーにはそれぞれユニークな個性があり、表現の自由度があるからこそ、ファンコミュニティをつくれるのです。

 彼らも、狙って当てるには、何回も練習する必要があります。同じターゲットを狙うマイクロインフルエンサー(小規模のインフルエンサー)が、当たりの感覚を見つけられるように、予算の中で少額から依頼することをおすすめします。

一方、アンバサダーマーケティングは、熱狂的なファンクラブ会員をつくる施策です。

 アイドルやミュージシャンがつくる、ファンクラブのネット版だと考えてください。

 アンバサダーは熱狂的なファンなので、コンテンツと文化に関心があります。ブランドが提供するコンテンツをどうやって消費したら格好が良いか、どう愛せばいいのかをルール化して、ファンの文化をつくります。ブランドの使いこなし方をルール化することで、価値をつくるアプローチです。

 アンバサダーはランク付けされることを好みます。ファンのコミュニティでは勝手に序列が作られます。ファンの熱狂度に応じて、名称を作ったり、その人しかもらえない限定グッズや限定サービスをプレゼントしたり、販売することも効果的です。ファンの立場からすると、本当にブランドを好きになっていたら、買う権利を与えられることさえ、喜びにつながることがあります。

2つの施策はどちらも口コミのマーケティングです。

 小さく始めて、施策が当たるのを体験するまで練習すると結果につながりやすくなります。忍耐強く自力をつけるように、動いてみましょう。

■トピックス■

第一回 「私も彼らに憧れた一人です」
第二回 ファンコミュニティのつくり方
第三回 彼らのお金の稼ぎ方
第四回 ヒカキン 視聴者目線で楽しむ天才
第五回 福井に「聖地巡礼」起こしたYouTuber
第六回 事務所
第七回 広告の目的は何?
第八回 東海オンエア 万人受けではない人気者
第九回 ラファエル
第十回 のりごとー
第十一回 メトロンブログ
第十二回 瀬戸 弘司
第十三回 SNSマーケティングの始め方1

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