インフルエンサーと組む前に読む16のトピックス⑬

 
  • 2018/6/13

語り手
boost株式会社(東京都港区) 辻 幸範 社長

バンタンデザイン研究所中退後、ブランドプロデューサーの加藤信之氏に師事しアパレル、WEBサービス、各社のブランド構築に関わる。株式会社テクサの企画担当。


第十三回 SNSマーケティングの始め方1

 ブランドやイベントを立ち上げるときに、ブランディングとプロモーションをSNSで行う重要性は、日に日に高まっています。マスメディアがマスに対する影響力を持てなくなり、従来の広報戦略が機能しなくなったからです。

 SNSマーケティングは難しいものではありません。基本はリアルな世界における口コミと同じです。職場の同僚に、新しく買ったiPhoneの魅力を熱く語ることを、ネットのコミュニティで行うだけです。

 SNSマーケティングには2つの手法があります。一つはインフルエンサーマーケティング、もう一つはアンバサダーマーケティングと呼ばれます。前にも書いた通り、インフルエンサーは、クラスの人気者です。一方、アンバサダーは、熱心なファン、伝道師を指します。インフルエンサーは、ファンのコミュニティをつくり、育てます。アンバサダーはファンのコミュニティを熱狂的に伝えます。この違いをよく理解してください。

 さて、ブランドの立ち上げにあたり、最初にやることは、コンセプトを明確にすることです。貴方のブランドが世の中や、業界にとってなぜ必要なのか、はっきりさせましょう。次に、サービス、コンテンツ、あるいは施設の概要を明確にします。その上で、誰に届けたいのか、それはどんな人なのか、ブランドを本当に好きになってくれる人は誰なのか、どんな体験を提供すると継続してサービスを利用してくれるのかを明確にします。

 PR会社、広告代理店、広報部門に依頼する前に、この作業は必ず行うべきです。コンセプトが明確で、立案者の情熱や思いが深ければ、サービスの受け手に体験と文化が残ります。インフルエンサーやアンバサダーは、体験と文化に熱狂するのです。コンセプトに共感できれば、費用をかけなくても口コミで広がるでしょう。

 インフルエンサーマーケティングとアンバサダーマーケティングは、この前提をつくってからはじめるものなのです。

■トピックス■

第一回 「私も彼らに憧れた一人です」
第二回 ファンコミュニティのつくり方
第三回 彼らのお金の稼ぎ方
第四回 ヒカキン 視聴者目線で楽しむ天才
第五回 福井に「聖地巡礼」起こしたYouTuber
第六回 事務所
第七回 広告の目的は何?
第八回 東海オンエア 万人受けではない人気者
第九回 ラファエル
第十回 のりごとー
第十一回 メトロンブログ
第十二回 瀬戸 弘司

関連記事

国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

◀お知らせ▶
2020年2月から月1回発行
今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る