インフルエンサーと組む前に読む16のトピックス⑫

  • 2018/5/24

語り手
boost株式会社(東京都港区) 辻 幸範 社長

バンタンデザイン研究所中退後、ブランドプロデューサーの加藤信之氏に師事しアパレル、WEBサービス、各社のブランド構築に関わる。株式会社テクサの企画担当。


第十二回 瀬戸 弘司

 動画編集技術と、ガジェット(デジタル機器)に対する愛に溢れる、福井出身、UUUM所属のYouTuberです。Googleが主催する「YouTube NextUp」というYouTubeパートナーのキャリア育成とYouTubeチャンネルの発展を支援する育成支援プログラムで、2012年、プログラム選抜者として選ばれています。YouTubeの広告収益だけで年間8000万円以上を稼ぐ、日本のYouTubeを創世記から支える一人です。

 YouTube NextUpの参加者には、動画クリエイターという意識で活動する人が多いのですが、瀬戸弘司さんも技術と表現方法に強いこだわりを持っています。頻繁に購入するカメラや、撮影機器のレビューは、映像制作の仕事をしたい学生や動画ファンの間で影響力を持っています。

完成度の高い動画編集力

 舞台俳優出身の瀬戸弘司さんは、寸劇や人形劇を動画に取り入れ、テンポの良い編集をします。舞台活動が始まると、投稿がとまることも珍しくありません。UUUM所属のYouTuberは、毎日投稿を活動スタイルにする人が大半ですが、瀬戸さんにとってYouTubeは、表現の1つでしかないのでしょう。YouTubeを職業ではなく、ツールとして使っているのです。

 YouTubeだけに依存しない活動をしているインフルエンサーの方が、企業は組みやすいかもしれません。「YouTubeで一発狙ってやろう」という個人の主張が前に出にくいからです。同じく福井出身のカズさん(カズチャンネル・1月10日号掲載)も同じスタイルです。

 自身の活動において繊細な技術を大事にしている人なので、丁寧な解説を必要とする商材のプロモーションを依頼すると面白そうです。例えば、「新しい技術」、「地域の伝統芸能の紹介」、「伝統工芸品の魅力発信」などです。

 仕事を依頼するときに、ターゲットの性別や年齢のカバー率ばかりに目が行きがちですが、インフルエンサーのスタイルやバックグラウンドを知ることも重要です。

■トピックス■

第一回 「私も彼らに憧れた一人です」
第二回 ファンコミュニティのつくり方
第三回 彼らのお金の稼ぎ方
第四回 ヒカキン 視聴者目線で楽しむ天才
第五回 福井に「聖地巡礼」起こしたYouTuber
第六回 事務所
第七回 広告の目的は何?
第八回 東海オンエア 万人受けではない人気者
第九回 ラファエル
第十回 のりごとー
第十一回 メトロンブログ

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